TOEICについて、こんな疑問はありませんか?
・TOEICの特徴は?
・TOEICの読み方は?
・TOEICの種類は?
・他の英語試験との違いは?
・試験内容は?
・試験時間は?
・最高点/最低点/平均点は?
・目安/レベルは?
・結果発表はいつ?
・受験料はいくら?
・申し込み方法は?
・持ち物は何が必要?
・何時から開始されるの?
・試験中のルールは?
・試験会場はどこ?
・年に何回受験できるの?
・遅刻したらどうすればいい?
・前日の過ごし方は?
・当日の過ごし方は?
・読んでおく参考書は?
疑問があると勉強に集中できませんし、せっかく勉強しても、知識がないと知らず知らずのうちに遠回りになる可能性もあります。そんなの嫌ですよね。
この記事を読むメリット
正直、これだけの情報量を1つずつ調べていると日が暮れますが、この記事を一読するだけでTOEICを理解することができます。
本記事の信憑性
私自身、右も左もわからない状態でTOEICを勉強し始めて「こういう情報を早く知りたかったな」と後悔したので、これから勉強する人の役に立てればと思います。
TOEICの概要
そもそもTOEICとは?
TOEICとは、英語によるコミュニケーション能力を評価するテストで、3つの特徴があります。
・合否ではなくスコアで判断
・世界共通の評価として160ヵ国で実施
・ビジネスで使える英語能力を評価
TOEIC公式サイトでは、この3つ特徴が挙げられますが、日本人がTOEICを受けるメリットは「就活や転職で評価される」からです。
TOEICの読み方
TOEICの読み方を間違える人もいますが、公式では「トーイック」と発音されています。
TOEICの種類
一括りにされがちなTOEICですが、実は5種類あります。
種類 | テスト内容 |
TOEIC® Listening & Reading Test | ・リスニング ・リーディング |
TOEIC® Speaking & Writing Tests | ・スピーキング ・ライティング |
TOEIC® Speaking Test | ・スピーキング |
TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests | ・リスニング ・リーディング |
TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests | ・スピーキング ・ライティング |
世間一般的にTOEICは「TOEIC® Listening & Reading Test」を指すことが多いです。
公開テストとIPテストの違い
ちなみに、TOEICには公開テストとIPテストがあります。
公開テスト | 個人で受験を申し込む。 |
IPテスト | 学校や企業など、団体ごとに受験を申し込む。 |
試験内容などは変わりませんが、気になる人は「TOEICのIPテストと公式テストの4つの違い!就活や転職で使える?」を参考にしてください。
メジャーフォームとマイナーフォーム
TOEICは、同じ回を受験しても受験者全員が同じテストを受けるわけではありません。
メジャーフォーム | ピンク色(解答用紙A面が) |
マイナーフォーム | 薄緑色(解答用紙A面が) |
詳しくはTOEICのメジャーとマイナーとは?見分け方や難易度の違いを解説で解説しています。
他の英語の試験について
TOEICは、年間160万人以上(2020年)が受験する人気のテストですが、英語の試験は他にも多く存在します。
・英検
・TOEIC
・TOEFL
・IELTS
・ケンブリッジ英検
・GTEC
・国連英検
・日商ビジネス英語
・GCAS
・VERSANT
TOEICの試験について
TOEICの試験概要
TOEICは、リスニング100問・リーディング100問の計200問で評価されます。
リスニング | 100問 | 45分 |
リーディング | 100問 | 75分 |
TOEICの最高点・最低点・平均点
TOEICの最高得点は990点、最低点10点、平均点は620点前後です。
最高点 | 990点 |
最低点 | 10点 |
平均点 | 620点前後 |
TOEICの採点方法やなぜ最低点が10点なのかを知りたい人は、下の記事が参考になると思います。
TOEICスコアの目安・レベル
TOEICスコアの目安やレベル感は、公式ではこのように公表されています。
わかりにくい場合は、下の記事で「実際どのくらいで評価されるの?」を解説しているので、参考にしてください。
TOEICの試験内容
合計7種類のパートがあり、それぞれ問題形式が違います。
パート | 種類 | 内容 |
1 | リスニング | 写真を見て、正しい選択肢を選ぶ問題。 |
2 | リスニング | 質問文に対して、適切な返答を選ぶ問題。 |
3 | リスニング | 2人から3人の会話を聞き、内容に関する設問を答える問題。 |
4 | リスニング | アナウンスなど、話し手が1人のリスニング。内容に関する設問に答える問題。 |
5 | リーディング | 短文穴埋め問題。 |
6 | リーディング | 長文穴埋め問題。 |
7 | リーディング | 長文読解。 |
問題形式がいまいちわからない人は、TOEIC公式サイトで無料問題を解いてみると、イメージが湧きやすいかもしれません。
もしくは、下のリンクから各パートの詳細な対策法を学ぶことができるので、合わせて読むとより理解が深まります。
TOEICの申し込み方法
TOEICの申し込みは「公式サイト:申し込みページ」から、受験を希望日を選ぶだけです。
受験料
TOEICの受験料は、7,810円(税込)です。何度も受験していると、リピート割引で7,150円で受験できます。
年間のTOEIC開催回数
TOEICは、年に10回(午前/午後含めると20回)開催されます。就活や転職活動など、スコアを活用する予定がある場合は、事前に試験日程を確認しておきましょう。
TOEIC受験地について
ちなみに、受験地は北海道から沖縄まで選ぶことができますが、登録した住所から30分以内の会場になることが多かったです。
・北海道
・東北地方
・関東地方
・北陸・甲信地方
・東海地方
・近畿地方
・中国地方
・四国地方
・九州/沖縄地方
また回によっては、前回と同じ地域で開催されないこともあるので「受験地別テスト日程」を事前にチェックしておきましょう。
TOEICの試験開始時間
TOEICの試験開始時間は、午前の部が10時20分、午後の部が15時です。
受付 | 9:25~ 9:55 |
14:05~ 14:35 |
試験の説明・音テスト | 9:55~ 10:20 |
14:35~ 15:00 |
試験開始~試験終了 | 10:20~ 12:20 |
15:00~ 17:00 |
問題用紙・解答用紙の回収 | 12:20~ 12:35 |
17:00~ 17:15 |
解散 | 12:35~ | 17:15~ |
多少前後することもありますが、大体こんな感じです。
TOEICに必要な持ち物
TOEICに必要な持ち物は多くはありませんが、身分が証明できるものは忘れないようにしてください。
・受験票
・証明写真(1枚)
・身分証明書(写真付)
・筆記用具
・マスク
・腕時計
ちなみに、TOEIC公式:よくある質問で記載されていますが、受験票を忘れても予備を発行すれば受験可能なようです。
テスト当日の流れや持ち物は、受験票にも記載されているため、受験票が届いてから準備をするでも遅くはありません。
TOEICのルール
TOEICにはいくつかルールがありますが、会場で注意・禁止事項が書かれた紙があるため、それを読めば理解できます。
TOEICでは、解答用紙以外への書き込みは禁止されているため、問題冊子などにマークを付けたり、長文にスラッシュを入れられません。
気になる人は、事前にルールを確認しておきましょう。
TOEIC試験前日の過ごし方
TOEIC試験前日の過ごし方を意識していない人も多いですが、事前の行動次第で点数UPすることもできるので重要です。
13:00~15:00 模試
15:00~17:00 答え合わせ
20:00~21:00 TOEICの準備
21:00~22:00 復習
前日に暗記しても無駄なので、模試を解いて早めに寝るだけですが、詳しく知りたい人は下の記事を参考にしてください。
TOEIC試験当日の過ごし方
TOEICの試験当日は、前日以上に過ごし方が大事です。試験に集中するためにも、試験に向けて計画的に動いていくことが大事です。
起床:試験4時間前
復習:単語とパート5
朝ごはん:30分くらい
身支度:30分くらい
移動:受付開始前につくように
受付:受付開始時刻
試験:2時間
当日は、食事や睡眠はもちろん、朝起きたら単語とパート5、移動中はリスニングを行い、試験で集中できるように調整します。
TOEICに遅刻した場合
ちなみにTOEICに遅刻した場合、受験はできませんし、返金もありません。ですが交通機関の遅れなどの場合は、もしかしたら対応して貰えるかもしれないので、問い合わせてみてください。
TOEIC結果発表
TOEICの結果発表は、試験17日後にインターネットで確認することができ、約30日以内に公式認定書というものが自宅に届きます。
公式認定書
結果発表を詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
TOEICの有効期限は?
TOEICのスコアに有効期限はありません。ですが公式認定書を再発行する場合は、2年以内までとなるので気を付けてください。
【まとめ】TOEIC初心者がこれからすること
ここまでで「TOEICについて」が何となく理解できたのではないでしょうか?
もしあなたがTOEICを勉強しようと思うのであれば、闇雲に勉強するのではなく、順を追って進めるのがオススメです。
なぜなら、遠回りになる可能性があるからです。
例えば、真っ直ぐ進めば30分で着くのに、適当に進んだ結果1時間かかってしまうこともあります。
TOEICも一緒です。
せっかく効率よく学べる方法があるのに、わざわざ険しい道を進む必要はありませんよね?