今日は、こんな疑問を解決します。
大学受験用の参考書があるように、TOEICにもTOEIC用の参考書があります。
そして、この参考書選びが重要です。
参考書選びを間違えてしまうと、TOEICの勉強をしても「スコアが上がらない」と悩むことになるため、注意してください。
この記事を読むメリット
大学生におすすめなTOEIC参考書を知ることができます。また各参考書のレベル感や特徴まで解説するので、購入してから「なんか違う」と後悔することがなくなり、無駄なお金を使わずに済みます。
本記事の信憑性
大学生はTOEICを勉強すべき?
絶対ではないですが、大学生のうちにTOEICを勉強しておくことで、リターンも大きいです。
・就職活動に有利
・大学院試験に活用可能
・交換留学の選考に有利
・外国語の単位になる
特に大学生のうちにTOEICを勉強しておくことで「就職活動に有利になる」ので、少しでも良い会社から内定が欲しい人には必要です。
公式団体が行った「採用時にTOEICのスコアを利用していますか?」という質問に回答した49.1%の企業が要件・参考としていると回答しています。
要件としている | 4.2% |
参考にしている | 44.9% |
新たに要件・参考にする可能性がある | 6.3% |
利用していない | 44.5% |
無回答 | 0.1% |
つまり、大学中にTOEICを勉強しておくことで、他の学生と差をつけることができるのです。
大学生のうちにTOEICを頑張ることで、社会人になってからのメリットも大きいです。
・年収アップしやすい
・転職に有利になる
・昇進に必要になる
・国際部門への異動が可能
・汎用性が高い
仮に入社した会社でもうまくいかなくても、TOEICがあれば転職活動でも役に立ちます。
大学生ならTOEIC700点を目指そう
大学生なら、TOEIC700点を目指しましょう。
TOEIC700点は、平均点よりも100点近く高いスコアですし、大学生というステータスも含め、高く評価して貰えます。
平均点 | 614.5点 |
大学生の平均点 | 510.5点 |
就活に有利になるスコア | 700点 |
なので、大学生ならTOEIC700点を目指して勉強してください。
大学生の平均点などは「大学生のためのTOEIC勉強法と平均点を解説!就活に有利なの?」で解説しています。
大学生はいつからTOEICを始めるべき?
3年生から始めれば、就活までの1年でスコアは上がります。
ただし、英語が苦手な人は「大学1年生から少しずつ」でも始めるのがオススメです。
詳しくは「大学生はTOEICをいつから勉強すべき?これで就活は万全に!で解説しています。
TOEIC用参考書の選び方
次に、TOEIC用参考書の選びを紹介します。
・対策内容にあった参考書を選ぶ
・レベルにあった参考書を選ぶ
・参考書を何冊も購入しない
参考書選びに失敗しないために、最低限守って欲しい選び方です。
対策内容にあった参考書を選ぶ
TOEICの参考書は、単語帳や文法書、各パート対策など細かく分かれているため、対策にあった参考書を選びましょう。
TOEIC用の参考書を使うことで、よく使われる単語や英文を学ぶことができます。
そのためスコア重視なら、大学受験で使っていたものではなく、TOEIC用の参考書を使うようにしてください。
レベルにあった参考書を選ぶ
自分のスコアを確認し、レベルにあった参考書を選びましょう。
「人気=あなたに合う」ではありません。
特に大学受験をサボった人は、背伸びせずに初心者用や簡単の参考書から始めるのがオススメです。
初心者は背伸びしない
英語をサボってきた大学生は、受験を乗り越えた大学生より後ろからのスタートなので、背伸びせず参考書を選びましょう。
大学受験を頑張った人と比べると、スタート地点は遅れていますが、科目数は1つだけなので、真剣に取り組めば追いつけます。
基礎からやり直すつもりで、取り組んでください。
参考書を何冊も購入しない
単語帳を3冊、文法書を3冊のように、同じような参考書を何冊も購入しても意味がありません。
やり方を変えず、同じような参考書を購入しても意味がありません。
大切なのは「1冊をやり込む」意識です。
大学生全員にオススメな参考書
まずは、大学生全員に共通してオススメしたい参考書3冊を紹介します。
・evergreen
・直前の技術
・公式問題集
evergreen/1億人の英文法
1冊目にオススメしたいのが、evergreen(旧forest)か1億人の英文法です。
evergreenは、文法を覚えるというよりは、わからない文法事項を「辞書」のように調べるのに使います。
英語を勉強するなら、evergreenは持っておいて損はないです。
使い方や内容は「TOEIC文法参考書として「Forest」はどうなの?辛口で評価!」で解説しています。
直前の技術
2冊目は「直前の技術」で、いわゆるTOEICのテクニック本です。
直前の技術があれば、TOEICの概要は一通り学べます。
・TOEICとは?
・各パートの特徴
・解き方のコツ
TOEICは英語力はもちろん、情報量も必要なので「TOEIC=英語のテスト」くらいの知識しかないなら、直前の技術がオススメです。
詳しくは「初めてTOEICを受けるなら「直前の技術」がオススメ!」で解説しています。
公式問題集
公式問題集は、持ってないなら1冊は購入しておきましょう。
公式団体が作っている問題集なので、問題の質や内容が1番本番に近いです。
詳しくは「TOEIC公式問題集の難易度は?どんな人にオススメか徹底解説」で解説しています。
大学生にオススメの単語帳
次に、大学生にオススメしたい単語帳です。
・金のフレーズ
・高校で貰った単語帳
それぞれ見ていきましょう。
金のフレーズ
単語対策なら、金のフレーズを1冊でOKです。
TOEIC900点を目指すならもう1冊必要ですが、800点なら金のフレーズだけ覚えれば対応できます。
・持ち運びが楽
・音声が無料
詳しくは「金のフレーズの使い方!完璧に覚えたらTOEIC何点取れる?」で解説しています。
高校で使っていた単語帳
英語が苦手な大学生は、TOEIC用の単語帳を覚える前に、高校で使っていた単語帳を覚えても良いです。
金のフレーズを購入するのがベストですが「まだ本気でTOEICに取り組むかわからない」人は、高校の単語帳でも構いません。
大学生にオススメの文法書
次に、大学生にオススメしたい文法書です。
・でる1000問
・中学英文法で600点
それぞれ見ていきましょう。
でる1000問
でる1000問はパート5に特化した参考書で、1000問以上の問題と13回分のテストが収録されています。
パート5の対策は、多くの問題を解くことが必要なので、TOEIC500点以上の大学生にオススメです。
詳しくは「TOEICのパート5は「でる1000問」で完璧に仕上げよう!」で解説しています。
英文法に苦手意識があるなら、次の1冊がオススメです。
中学英文法で600点
中学英文法で600点は、イラストで英文法を学びながら、パート5の問題を解く参考書です。
英文法が苦手な大学生は、英文法でTOEIC600点がオススメです。
英文法の知識が無い状態で問題を解いても理解できないため、まずは基礎的な英文法をこの1冊で身につけましょう。
【パート別】大学生にオススメの参考書
パート1対策にオススメの参考書
パート1専用の参考書はいりません。
パート1は問題数も少なく、リスニングの難易度も高くないため、単語を覚えておけば大丈夫です。
単語を覚えて、公式問題集を解いておけば、5問は解けます。
会話形式でパート1・2を学べるので、初めての人でもわかりやすいです。
パート1の他の参考書は「TOEICパート1対策に役立つ参考書・教材7選!短文でも聞き逃さない!」で紹介しています。
パート2対策にオススメの参考書
パート2対策にオススメの参考書は、でる600問です。
TOEIC L&R テストPart2応答問題でる600問/大里秀介
パート2・5は、1問をじっくり対策するよりも、多く問題を解いて様々なパターンに対応できるようにする必要があります。
そのため、公式問題集20回分のパート2を解ける「でる600問」がオススメです。
公式問題集でパート2の50問を勉強して、それでも「問題数が足りない」と思うのであれば、でる600問を買い足すのがベストです。
パート2の他の教材は「TOEICパート2対策にオススメな教材!参考書3冊+アプリ1個」で紹介しています。
パート3・4対策にオススメの参考書
パート3・4の概要をわかっているなら公式問題集がオススメで、概要から学びたいなら究極のゼミパート3・4がオススメです。
パート3・4の対策は、概要を理解しているなら公式問題集1冊をシャドーイングできるようにすれば点数は上がります。
初めてのパート3・4対策なら、究極のゼミがオススメです。
他のパート3・4の教材は「TOEICパート3と4対策にオススメな教材!参考書3冊+アプリ1個」で紹介しています。
パート5対策にオススメの参考書
パート5対策にオススメの参考書は、でる1000問です。
パート5は、でる1000問で勉強すれば8割は固いです。
ただ少し難易度が高いので、単語力や文法力に自信がないなら、金フレや中学英文法で600点をやってからの方が解きやすいです。
他のパート5の教材は「TOEICパート5対策にオススメの教材!参考書2冊+アプリ1個!」で紹介しています。
パート6対策にオススメの参考書
パート6は問題数が少ないため、概要を掴んでいれば公式問題集で十分ですが、あえて紹介するなら、究極のゼミパート5・6です。
パート6は概要を理解し、パート5とパート7を対策していけば自然と上がるので、他のパートの対策に時間を使いましょう。
パート7対策にオススメの参考書
パート7対策にオススメの参考書は、公式問題集と究極のゼミパート7です。
既にパート7の概要を理解している人は「公式問題集で音読を100回」、初めてのパート7対策なら「究極のゼミを1周する」が良いです。
パート7の他の教材は「TOEICパート7対策にオススメの教材!参考書2冊+アプリ1個」で紹介しています。
【番外編】実は1番オススメなのはアプリ
最近は参考書よりもアプリでTOEIC対策する人が増えていて、実は私もアプリで勉強しています。
参考書は、勉強以外に「自分で考えることが多く」集中力が下がってしまうことが多いですが、アプリなら勉強だけに集中できます。
・動画で学べるアプリもある
・機能が豊富で使い易い
・どこでも勉強できる
ただアプリも参考書と同様に種類が多いので、本当にオススメのアプリだけ紹介します。
1番オススメはスタディサプリTOEIC
大学生に1番オススメなのは、スタディサプリTOEICです。
スタディサプリなら、アプリ1つでTOEIC対策に必要な全ての要素を学べます。
・英文法を動画で学べる
・各パートの対策をアプリだけで学べる
・カリスマ講師の神授業が見放題
・初心者用の基礎講義(英文法+単語)
・300本以上の動画解説で学べる
私自身、大学生の頃は参考書で勉強していましたが、就活までに目標スコアを達成できずに後悔しました。
だからこそ、今の大学生には私と同じ失敗はして欲しくありません。
大学卒業時のスコア
スタサプ使用後のスコア
私には「TOEIC800点は無理かもしれない」と諦めていたので、スタディサプリで850点を取れてビックリしています(笑)。
これがスタディサプリTOEICの料金です。
12ヶ月パック | 6ヵ月パック | 月々支払い | |
クレジット決済 | 2,728円 一括(32,736円) |
3,058円 一括(18,348円) |
3,278円 |
キャリア決済 | × | × | 3,278円 |
Applestore | × | × | 3,700円 |
決して安い料金ではありませんが、参考書で勉強してもこの位の料金はかかります。
総合対策 | evergreen | 1,672円 |
総合対策 | 直前の技術 | 2,420円 |
総合対策 | 公式問題集 | 3,300円 |
単語帳 | 金のフレーズ | 972円 |
英文法 | 中学英文法で600点 | 1,760円 |
パート1 | 公式問題集 | 0円 |
パート2 | でる600問 | 2,200円 |
パート3・4 | 究極のゼミパート3・4 | 2,530円 |
パート5 | でる1000問 | 2,530円 |
パート6 | 公式問題集 | 0円 |
パート7 | 究極のゼミパート7 | 2,420円 |
合計 | ‐ | 19,804円 |
1冊なら参考書の方が安いですが、TOEIC対策は1冊では終わりません。
仮にスタサプを使うとしたら、3ヶ月で効果を実感する人が多いので「3,278×3ヶ月=9,834円」です。
スタサプ3ヶ月 | 参考書 |
9,834円 | 19,804円 |
スタサプ1日 | ジュース1本 |
110円 | 150円 |
大切なのは安く対策することではなく、TOEICのスコアを上げることですよね。
そのために、スタディサプリがオススメです。
もうこんなことで悩むのはやめませんか?
・どの参考書を選べばいいかわからない
・解説が難しくて理解できない
・正しい勉強法がわからない
・英文法が難しい
・リスニングが聞えるようにならない
・パート7を時間内に解き終われない
・就活までに目標達成できるか不安
スタディサプリTOEICなら、アプリ1つで解決できます。
就活直前で「あの時勉強しておけば良かった」と後悔しても遅いです。
だからこそ、今から行動して就職活動を万全にしておきましょう。
今なら無料でスタディサプリを使えるので「私が850点を取れた秘密」を体験してみてください。
もっと詳しく知りたい大学生は「【就活を失敗したくない大学生へ】スタディサプリTOEICを推す理由」を参考にしてください。
まとめ
大学生のうちにTOEICを勉強しておくことで、就職活動や社会人になってからのキャリアアップに繋がります。
スタサプも無料なので「スコアが上がる理由」を体験してみてください。