TOEIC500点から700点に上げられるのか、不安になっていませんか?
・500点から700点に上げるためには?
・700点に上げるための勉強法は?
・700点を取るには何時間必要?
TOEIC500点から700点には「壁があるの?」と思うくらい停滞します。勉強しても上がらない点数を見ると、このまま一生上がらないかも・・と不安になりますよね。
↑実は、これ1年前の私の悩みです(笑)
本記事の信憑性
私は、大学で英語をやり直し、TOEIC250点から480点まで上げました。
大学入学 | TOEIC250点 | ‐ |
大学卒業 | TOEIC480点 | 230点UP |
社会人になってからはサボっていましたが、3年ぶりに模試を解き、TOEICを再開。
学習再開 | 502.5点 |
再開して3ヶ月後の模試(コロナ禍のため)では、TOEIC705点までスコアアップ。
現在は、TOEIC850点を取得し、900点目指して勉強中です。
そんな私の「TOEIC500点から700点を取るためにした」リアルな勉強法を解説します。
TOEIC500点と700点のレベルを確認しよう
まずは、TOEIC500点と700点のレベル感を確認します。
レベル感を知らずに勉強するのは、地図を持たずに旅するようなものです。自分が進んでる方向は正しいのかを判断するためにも、レベルを確認しましょう。
闇雲に勉強するのも良いですが、TOEIC500点から700点まで最短で進みたい人には、必要なステップです。
TOEIC500点台のレベル
私の経験から、TOEIC500点台のレベル感をまとめました。
・英語脱初心者
・高校基礎レベル
・高校レベルの単語を知っている
・文法は苦手
・パート1・2は6割取れる
・パート3・4は崩壊
・パート7も塗り絵ばかり
TOEIC500点のレベルは、TOEIC500点のレベルは?勉強法や大学別の平均点で解説しています。
TOEIC700点台のレベル
私の経験から、TOEIC700点台のレベル感をまとめました。
・英語中級者
・大学受験レベル
・パート1・2・5は8割
・パート3・4少しずつ聞こえる
・パート7が苦手
・リーディングで塗り絵がある
TOEIC700点のレベルは、TOEIC700点の勉強法!大学レベルや必要な勉強時間で解説しています。
TOEIC500点から700点までにしたこと
次に、TOEIC500点から700点までにしたことをまとめました。
・500点から700点までの勉強時間
・500点から700点までの学習内容
勉強時間と学習内容は、毎日エクセルで記録をつけていました。
私は、リスニングの方が得意だったので、多少勉強に偏りがあるかもしれませんが、参考にしてください。
TOEIC500点から700点までの勉強時間
TOEIC550点から750点までには、約450時間の勉強が必要だと言われています。
「A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success」より作成
ちなみに、私のTOEIC500点から700点までの勉強時間は、287時間18分です。
ちなみに、公開テストの結果だと、TOEICで100点UPするのに平均365時間かかっています。
スコア | 480 | 625 | 745 | 755 | 785 | 850 |
250 | 955時間 | 1080時間 | 1718時間 | 1855時間 | 2114時間 | 2190時間 |
480 | ‐ | 125時間 | 763時間 | 900時間 | 1159時間 | 1235時間 |
625 | ‐ | ‐ | 638時間 | 775時間 | 1034時間 | 1110時間 |
745 | ‐ | ‐ | ‐ | 137時間 | 396時間 | 472時間 |
755 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | 259時間 | 335時間 |
785 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | 76時間 |
私の勉強時間は、【記録中】TOEIC250点から850点までの勉強時間を参考にしてください。
もし忙しくて勉強時間を確保できないなら、アプリの活用を活用してみてください。
忙しい人は隙間時間でアプリを活用
仕事や学校で勉強時間を確保できない人は、アプリで対策するのがオススメです。
例えば電車の中、次の駅まで5分だとしてもアプリがあれば、単語やリスニング対策もできてしまいます。
5分だと10単語くらいしか覚えられませんが、隙間時間を活用する人・しない人では、3ヶ月後のスコアに差が出るのは当然だと思いませんか?
TOEIC500点から700点までの学習内容
TOEIC500点から700点まで約287時間勉強しましたが、学習内容はこんな感じです。
英単語 | 66時間58分 |
パート3対策 | 61時間11分 |
パート7対策 | 32時間6分 |
模試&復習 | 29時間43分 |
パート5対策 | 26時間3分 |
パート4対策 | 24時間 |
パート2対策 | 15時間42分 |
英文法 | 14時間21分 |
パート6対策 | 7時間56分 |
パート1対策 | 7時間11分 |
音の変化 | 2時間7分 |
ちなみに、1ヶ月目と2ヶ月目の勉強時間や内容を知りたい人は、下記リンクからどうぞ。
3ヶ月目までの簡単な内容は、こんな感じです。
1ヶ月目 | 単語+文法 |
2ヶ月目 | 各パート対策 |
3ヶ月目 | 単語+パート3・4・7 |
TOEIC500点から700点までの反省
この3ヶ月は「もっと基礎単語を徹底的に覚えるべきだった」と反省しています。
単語は「新しい単語を覚えるよりも、復習が大事」ということは知っていたのに、焦り過ぎてしまいました。
例えば、TOEIC700点を突破していないのにも関わらず、800点や900点レベルの単語も覚えようとしましたが、この時間を700点レベルの単語を復習する時間にすべきでした。
結果として、TOEIC700点を超えた後に伸び悩み、基礎単語をやり直すハメになりました。
TOEIC500点から700点に上げた勉強法
TOEIC500点から700まで上げた勉強法を解説します。
- 単語の覚え方
- 英文法
- パート1
- パート2
- パート3・4
- パート5
- パート6
- パート7
ちなみに、リスニングとリーディングの差が50点以上離れているなら、低いパートを集中的に対策するのがオススメです。
単語の覚え方
TOEIC500点から700点に上げるのに、1番大事なのが単語です。
・五感で覚える
・瞬発力を鍛える
この2つを意識するだけで、TOEIC700点に必要な単語力が手に入ります。
単語は五感で覚える
単語は、五感で覚えることを意識してください。
例えば、私は下記のように組み合わせて覚えていました。
・書く×発音する
・見る×イメージする
・発音する×イメージする
五感を使うことで、単語を覚えやすくなるのもそうですが、リスニング対策にもなるのでオススメです。
単語の瞬発力を鍛える
単語は覚えるだけでなく、瞬発力を鍛えるのも忘れないようにしましょう。
せっかく単語を覚えたのに、TOEICテストで思い出すのに時間がかかっていては、意味がないですよね。
例えば”veterinarian”と見て、一瞬で理解できますか?リーディングなら悩む時間があっても、リスニングなら迷ってる間に聞き逃してしまいます。
このように瞬発力を鍛えないと、TOEICでスコアアップに繋がる単語力は鍛えられません。
”apple”は訳さずとも意味を理解できますよね?
何度も同じ単語を復習して、日本語に訳さずとも理解できる単語を増やすことが、TOEIC500点から700点には必要です。
英文法は一旦おいておく
TOEIC500点から700点までは、一旦英文法の勉強から離れましょう。
英文法を全て学ぼうとすると時間がかかり過ぎるため、中高で習う基礎的な文法を押さえたら、後はパート5の問題を解いて学びましょう。
詳しくは、スタディサプリTOEICで英文法は学べる?で解説してますが、無料体験期間で英文法の基礎を学び直せるのでオススメです。
パート1は知らない単語を覚える
TOEIC500点台であれば、パート1はほぼ満点取れると思うので、対策に時間は取らなくて大丈夫です。
パート1を間違えるのは、単語を知らないのが原因なので、知らない単語が使われてたら、その場で覚えましょう。
パート2は疑問詞以外も聞き取る
パート2対策では「文頭の疑問詞を聞き取る」のが必須ですが、TOEIC500点から700点に上げるためには、それだけではダメです。
・which
・who
・what
・how
これらの疑問詞に加えて、次のような表現も覚えていきましょう。
would you like ~? | ~したいですか?よろしいですか? |
can I do? | ~できますか? |
Didn’t we do ~? | 私たちは~しませんでしたか? |
,didn’t you ? | ~ですよね? |
パート2に出題される一部の例ですが、代表的な疑問詞が文法に来るパターン以外の表現を覚えるのが大事です。
シャドーイング | 音声からワンテンポ遅れて発音をマネする勉強法 |
オーバーラッピング | 音声と同時に発音をマネする勉強法。 |
シャドーイングが難しい場合は、オーバーラッピング→シャドーイングの順番でやると、うまくできるので試してみてください。
パート3・4対策は我慢
パート3・4は対策には時間がかかりますが、TOEIC500点から700点に上げるのに必要なので、我慢強く取り組みましょう。
模試だけど、TOEICパート3の正答数の推移はこれ。
リスニングはある程度できてたのもあるけど、3ヶ月だとあんまり変わらなかった(安定はしたけど)。
TOEICパート4の正答数の推移はこれ。
パート4は、今まで対策したなかった分、3ヶ月でも効果がでた。
この結果を見てもわかる通り、パート3・4はすぐに効果でませんが、継続して取り組むことで、少しずつ成長します。
・シャドーイング
・先読み
シャドーイング
やり方は、TOEIC対策にシャドーイングは効果ある?で解説していますが、大事なのは1つの英文を完璧にすることです。
そこでオススメなのが、1つの教材でシャドーイングを繰り返すことです。
例えば、公式問題集でシャドーイングするなら、テスト1のシャドーイングが終わったら(自分なりに)、テスト2に移らず、テスト1の最初に戻ります。
模試1回分を最後までシャドーイングしたら、新しい教材を始めるのではなく、最初に戻ることで完璧に近づくことができます。
全ての問題を完璧にするのではなく、1つの模試を完璧にシャドーイングできるように、何度も繰り返すのが大事です。
先読みの練習
パート3・4の正答率を上げるためには、先読みを練習するが重要です。
音声が流れる前に、事前に質問文を読んでおくこと。
先読みは意識するだけでなく、単語や文法と同じように対策するつもりことが大事です。
画像のように、質問文をまとめて音読し、意味を一瞬で理解できるように練習してます。
先読みがうまくいかない人は、TOEICリスニングに1.5倍効く先読みのやり方とコツを参考に対策してください。
パート5は超重要
TOEIC500点から700点を取るためには、パート5が超重要です。
パート5の正答率を上げるためには、問題を解いて、復習するのが1番効果あります。
つまり、量をこなしましょう。
スタディサプリやでる1000問は、パート5の問題を大量に解けるのでオススメです。
パート6は得点源
パート6は得点源になりますが、対策はほぼしていません。
なので、パート6を得点源にするために、パート5とパート7を対策しましょう。
パート7は次のステージへの仕込み
TOEIC500点から700点に上げるためには、パート7が重要ですが、すぐに結果には繋がらないため継続が大事です。
同じ英文を何度も音読することで、前から英文を理解できるようになり、リーディングスピードが上がります。
とは言え、ただパート7の長文を読むだけでは意味なく、文法力や単語力などの基礎力を身につけて、音読に取り組みましょう。
パート7の対策や音読のやり方は、別の記事を参考にしてください。
TOEIC500点から700点に上げる教材
TOEIC500点から700点に上げるのにオススメな教材は、スタディサプリです。
スタディサプリなら、アプリ1つでTOEIC対策に必要なすべてを学ぶことができます。
・最頻出1410単語が学べる
・英文法を動画で学べる
・全パート対策を網羅
・公式問題集10冊分の問題
・初心者用コンテンツ豊富
・カリスマ講師の神授業
・300本以上の動画見放題
もちろん、TOEIC500点から700点突破に必要な単語だけでなく、解説や英文法も動画で学ぶことができます。
スタサプなら単語も学べる
スタサプなら文法も動画で学べる
【1年で350点UP】スタディサプリの効果は?で解説していますが、私はスタディサプリでTOEIC850点を取ることができました。
そのため、TOEICを勉強してる人には、スタディサプリを超オススメします。
義務教育から参考書で英語を学んできて、こんな悩みはありませんでしたか?
・次々に新しい参考書を購入してしまう
・解説が少なくて理解できない
・使ってない参考書が本棚に多い
・3ヶ月前と同じスコアでツライ
・スコアが上がらなくて不安
もし1つでも当てはまるなら、少しやり方を変えてみませんか?
12ヶ月パック | 6ヵ月パック | 月々支払い | |
クレジット決済 | 2,728円 一括(32,736円) |
3,058円 一括(18,348円) |
3,278円 |
キャリア決済 | × | × | 3,278円 |
Applestore | × | × | 3,700円 |
ですが、アプリ1つで全対策できて、動画で勉強法や解説を学べて、それでスコアアップできるなら、むしろ安い気が・・・。
まずは、無料で「Fラン卒の私でもTOEIC850点取れた授業」を体験して決めてください。
まとめ
TOEIC500点から700点へ上げるためには、基礎に加えて各パート対策が必要です。