TOEICリスニングが「速すぎてついていけない」と悩んでいませんか?
・スピードについていける気がしない
・速すぎて何言ってるか理解不能
・何を対策すればいいのかわからない
TOEICのリスニング速すぎてビビりますよね。ついていけないし、何言ってるかわからなくて、何度もテスト中に「今回は諦めよう」と思ったことがあります。それでも、今ではリスニング9割(455点)取れるようになっています。
455点取るためにやったこと
リスニングスピードについていけなかった時にしたことは、この6つです。
・先読みの練習をする
・倍速リスニング
・ディクテーション
・オーバーラッピング
・シャドーイング
・リーディング力をつける
詳しくは、記事内で解説しています。
この記事を読むメリット
TOEICリスニングが速すぎると感じる理由と勉強法を解説します。ついていけなくて泣きべそかいていた私でもできたので、誰でもマネできる方法です。
本記事の信憑性
TOEICリスニングが速すぎると感じる原因
TOEICリスニングが速すぎると感じるのは、主にこの4つが原因です。
・勉強不足
・語彙力不足
・発音を知らない
・全文聞き取ろうとしている
それぞれ解説します。
勉強不足
TOEICリスニングが速すぎると感じる1番の原因は、勉強不足です。
詳しくは「TOEICリスニングの勉強時間」で解説してますが、私はリスニングで100点UPするのに、平均232時間かかってます。
Lスコア | 350 | 410 | 420 | 455 |
270 | 52時間 | 345時間 | 384時間 | 431時間 |
350 | ‐ | 293時間 | 332時間 | 374時間 |
410 | ‐ | ‐ | 39時間 | 86時間 |
420 | ‐ | ‐ | ‐ | 47時間 |
どれだけ効果のある勉強法を実践したところで、リスニング量が足りなければ、伸びるものも伸びません。
仮に忙しくて勉強時間が確保できない人は、アプリを活用して隙間時間で対策するだけでも、3ヶ月後のスコアが変わりますよ。
語彙力不足
TOEICリスニングが速すぎると感じる2つの原因は、語彙力不足です。
では具体的に、語彙力不足だとどんなデメリットがあるのか解説します。
単語を知らないと聞き取れない
そもそも単語を知らなければ、リスニングスピードを遅くても、英文を聞き取ることはできません。
例えば、単語を知らないということは、スペルや意味はもちろん、発音もわかりません。知らない単語を聞いた時、頭の中で「ん?」となりますよね。一瞬迷ってる間に、いつの間にか置いてけぼりを食らってしまいます。
知らない単語が多くて、リスニング中に何度も迷っていたら「速すぎてついていけない」となって当然だと思いませんか?
一瞬で単語を思い出せない
単語の暗記はしてても「リスニングが速すぎる」と感じるのは、一瞬で単語を思い出せていないからです。
例えば”veterinarian”を聞き取った時「えーと、なんだっけ・・獣医だ」では遅すぎるのです。単語を聞いてからのラグが多いほど、リスニングを速く感じてしまいます。
このタイムラグを無くすためには、なんとか意味がわかるレベルの単語を、反射的に答えられるように繰り返すことです。
このように、TOEICのリスニングパートでは、単語数よりも一瞬で意味が理解できる単語を増やすことが重要です。
発音を知らない
TOEICリスニングが速すぎると感じる3つの原因は、発音を知らないからです。
具体的に、発音を知らないパターンは2つです。
発音が一致しない
まず1つ目が、自分が思っている発音と実際の発音が違うパターンです。
例えば”what”の発音1つでも「ワット」とカタカナ読みしてしまうと、ネイティブの「ワッ」と発音される”what”は聞き取れません。
「ワット」と「ワッ」そこまで違いは無いように見えますが、こうした発音の違いの積み重ねが、ついていけない、速いを生み出します。
音の変化を知らない
2つ目が、音の変化を知らないことです。
リスニング中に音が変化すること。リスニングのルール。
先ほども”what”もそうですが、ワットのトはほとんど発音されません。こうした音の変化を知っているかの差だけで「リスニングが速すぎる」と感じてしまいます。
全文聞き取ろうとしている
TOEICリスニングが速すぎると感じる4つの原因は、全文聞き取ろうとしているからです。
全文聞き取ろうとすれば、次々に会話をキャッチし理解する必要があるため、リスニングのキャパオーバーになってしまいます。
例えば回転寿司で、運ばれてくるお皿を取り損ねそうになることないですか?1皿ずつなら対処できても、一気にくると対処しきれませんよね。
TOEICのリスニングも同じです。
全ての英文を聞き取ろうとすれば「速くてついていけない」とキャパオーバーになっても仕方のないことです。
全文聞き取らなくても9割取れる
ちなみに、TOEICリスニングは、全文聞き取れなくても9割取れるので安心してください。
未だに、TOEICリスニングスピードは速いと思いますし、全文聞き取ることはできません。
TOEICリスニングについていくための勉強法
リスニングが速すぎると感じる理由がわかったとこで、次はついていくための勉強法を解説します。
・先読みの練習をする
・倍速リスニング
・ディクテーション
・オーバーラッピング
・シャドーイング
・リーディング力をつける
先読みの練習をする
TOEICのリスニングスコアに、1番即効性がある勉強が先読みの練習です。
音声が流れる前に、事前に問題文を読んでおくこと。
先読みすることで、どんな内容を聞き取ればいいのかわかるため、リスニングがめちゃめちゃしやすくなります。
先読み自体は知っている・実践している人は多いですが、単語や文法のように対策している人は少ないです。
画像のように、先読み文をまとめて音読するだけでも、リスニングがし易くなります。
倍速リスニング
TOEICリスニングについていく2つ目の勉強法は、倍速リスニングをすることです。
リスニング速度を調整すること。
常に1.2~1.5倍速でリスニングすることで、TOEIC本番では若干遅く聞こえます。
例えば、重いものを持ったあとに、スマホなどを持つといつも以上に軽く感じませんか?そんな感覚です。
倍速リスニングについては、別記事で解説してるので参考にしてください。
ディクテーション
TOEICリスニングについていく3つ目の勉強法は、ディクテーションです。
リスニングした英文を書き取ること。
リスニングした英文を書き取ることで、自分が聞き取れる音・聞き取れない音を把握することができます。
聞き取れない音は、どうしても速く感じがちですが、いざ英文を書き取ってみると、案外簡単な単語で構成されていたりします。
ディクテーションについては、別記事で解説してるので読んでおいてください。
シャドーイング
TOEICリスニングについていく4つ目の勉強法は、シャドーイングです。
音声からワンテンポずらして発音する勉強法。
シャドーイングは、同時通訳者を目指す人も実践している勉強法で、TOEICのリスニング力UPにも超効果的です。
シャドーイングをすることで、英語のスピードに慣れ、英語を英語のまま効くための基盤ができるので、オススメです。
オーバーラッピング
TOEICリスニングについていく4つ目の勉強法は、オーバーラッピングです。
音声と一緒に発音する勉強法。
リスニングが苦手な自覚があるなら、オーバーラッピングがオススメです。
オーバーラッピング | 1番取り組みやすい |
ディクテーション | 効果はあるけど、地味で根気がいる |
シャドーイング | 効果は高いけど、難しい |
音声と一緒に発音するオーバーラッピングは、身をもって英語の速さを体感し、無理やり英語の速さに慣れることができます。
50m走で車にロープをつけて、引っ張ってもらうことで、速度を無理やり体に沁み込ませるイメージです。
オーバーラッピングについては、下の記事を読んでください。
リーディング力をつける
TOEICリスニングについていく5つ目の勉強法は、リーディング力をつけることです。
仮にリスニング力が上がって、英文を聞き取れるようになったとしても、リーディング力がなければ、英文の意味を理解できません。
リスニング力 | 英文を聞き取る |
リーディング力 | 英文を理解する |
つまり、リスニングばかり勉強したところで、リーディング力が低ければ、伸び悩みます。
結局、聞き取った英文を理解するスピードが遅いと、次々に流れる音声を聞き取っても処理できず「速い、ちょっと待って」とついていけなくなります。
それが嫌なら、単語や文法はもちろん、パート7の英文を速く読む練習も必要です。
まとめ
TOEICのリスニングスピードが速すぎると感じてしまうのは、この4つが原因です。
・勉強不足
・語彙力不足
・発音を知らない
・全文聞き取ろうとしている
そして、リスイングについていくためには、この6つの勉強法を実践するのがオススメです。
・先読みの練習をする
・倍速リスニング
・ディクテーション
・オーバーラッピング
・シャドーイング
・リーディング力をつける
詳しくは、【270→455】Fラン卒がTOEICリスニングで9割取った勉強法で解説しています。