こんにちは!
どうしたら単語を効率よく覚えられるんだろう?
今日は、こんな悩みを解決します。
せっかく単語を覚えても忘れてしまうし、いざ英文で見つけても「なんだっけ?」と思うことも多いですよね。
一方で、TOEIC高得点ホルダーの人たちは、10,000語以上の単語をマスターしているわけですが、その人たちが特別頭がいい、記憶力が優れているわけではありません。
単語の覚え方を知っているか、知らないかの差があるだけです!
そして、これから大量に単語を覚えていかなければいけないからこそ、少しでも効率よく覚えられる方法を知っておいた方が良いですよね。
今日紹介する方法は、私が860点を超えるまで実践していた勉強法なので、今後の学習に応用してみてください。
誰でもできて、超簡単です!
そもそもTOEICで単語を覚える必要はあるのか?
具体的な単語の覚え方を紹介する前に「そもそも単語って必要なの?」と疑問に思う方もいると思います。
実際に「単語は覚える必要はない」という人もいますよね!
ただ私は、絶対に単語を覚えることは必要だと思っていて、その理由をまずは説明していきます。
理由は大きく2つ!
・単語は英文を構成する最小要素
・リスニングでも超重要
それぞれ見ていきましょう。
単語は英文を構成する最小要素
英単語は、英語の基礎であり、英文を構成する最小要素です。
TOEICで高得点を取るためには、こんなことが必要です!
・英単語の意味を理解する
・英文の内容を把握する
・英文を速く読む
そして、どれも英単語の意味を知らなければ、理解できず、把握できず、速く読めません。
例えば、英文の意味を理解するために、英文法を学んだところで、動詞や目的語、修飾語などの名詞を知らなければいけませんよね。
単語を全く知らなければ「推測」とかもできないよね!
つまり英語を理解するためには、英文を構成する最小単位である「単語」と言う要素を学ばなければいけないのです。
だからこそ、単語は学ばなければいけません。
リスニングでも超重要
もちろん、単語はリーディングだけではなく、リスニングにも超重要です。
リスニング力を上げるためには、こんなことが必要です!
・インプット(単語力)
・音と文字を繋げる力
・英語→理解の瞬発力
何が言いたいかと言うと、単語力はリスニングでも超重要ということです。
単語を知らなければ、英語を聞き取ったところで内容を理解することはできません。
内容理解が求められるTOEICでは通用しません!
単語はリーディングためのものではなく、英語力アップには欠かせない存在として、認識しておきましょう。
単語を覚える上で大切な考え方
次に、私が英単語を覚える上で大切にしている考え方を、少しだけ共有したいと思います。
これを知っているのと、知らないのでは効率が違うと思います!
具体的には、この5つについて書いていきます。
・単語には3種類ある
・単語は忘れる前提で覚える
・単語は書いて覚えない
・単語は覚える段階を考える
・1日で覚える単語の数を決める
それぞれ確認していきましょう。
単語には3種類ある
私は、単語には3種類あると思っています。
この3つ!
①知らない単語
②意味を知っている単語
③使える単語
もっと細かく分類できますが、ややこしくなるので3種類にしています。
知らない単語はそのままですが、②は単語を見た時に意味がわかる単語で、③はリスニングや英文中に出題されても、意味を理解できる単語のことです。
そして、使える単語を増やすことが大事だよ!
単語帳で意味が分かっても、実際のテストで使えなければ意味がありません。
・単語を英語の意味のまま理解できる
・リスニングで単語を聞き取れる
・聞き取った単語を一瞬で理解できる
このように、新しい単語を増やすだけではなく、知っている単語を使える単語にするという考え方も大事です。
使えない単語ばかり増えても意味ないので、注意が必要です!
単語は忘れる前提で覚える
「昨日覚えたはずの単語が思い出せない」という経験をしたことがありませんか?
英語を勉強している人ならあるあるですが、人間は忘れることができる生き物なので、重要ではないことはどんどん忘れていきます。
覚えておくためには、重要だよと思わせる必要があります!
そのため忘れないために、復習を繰り返します。
ただ本当に大事なのは、忘れないようにすることではなく、思い出そうとすることです。
想起学習というやつです!
つまり「想起(思い出そうとすること)」が脳にストレスを与えることで、より印象が強くなり、単語を覚えて、忘れないようにします。
なので「なんだっけ?」「あとちょっとで思い出せそう」と悩むことは、単語を覚える上で結構大事なことです。
思い出そうとすることに意味があります!
単語は書いて覚えない
「単語は書いて覚えない」これは結構、色々なところで言われていますが、個人的にもTOEICの観点でいうとオススメしません。
理由は2つ!
・TOEICでライティングはない
・効率が悪い
そもそもTOEICは4択なので、単語を書くことがなく「見る」「聞く」で意味が取れれば問題ないので、スペルまで気にする必要がありません。
また、書くという行為が効率が悪いです!
例えば、1単語書いている間に、3回発音できますよね。
・書く:1回
・発音する:3回
このように書くだと「出会う回数」という視点でみても少ないので、効率が悪いのです。
それに、書くだけだとリスニング対策にもならないです!
単語の意味だけでなく、単語と音を繋げることも大事なので、書くだけで覚えるのはオススメしません。
1日で覚える単語数を決める
「単語はコツコツ継続して」と言われることが多いですが、単語はまとめて覚えることを意識しましょう。
理由は、復習の回数が増えるからです!
例えば100単語覚えるとして、1日20単語を5日続ける人と、同じ100単語を5日間繰り返す人では、圧倒的に後者の方が効率が良いです。
結局のところ、1日20単語覚えたところで、100単語目まで到達しても、1日目に覚えた単語は忘れていることが多いのです。
一方で、同じ単語を毎日繰り返すことは、いわば復習を自然に行うようなものなので、どんどん記憶に定着していきます。
だから、まとめて覚えるのがオススメです!
もちろん1日で完璧に覚える必要はなく、忘れる前提で「思い出そうとすること」が大事です。
単語の覚え方
ここからは、具体的な英単語の覚え方について書いていきます。
全部で5項目あります!
・月600単語覚えるスケジュール
・テスト形式で覚える
・意味を覚える
・音声を使う
・必ず復習をする
それぞれみていきましょう。
月600単語覚えるスケジュール
単語はまとめて覚えると話した通り、1日で覚える単語数を決めます。
今回は1日100単語にしますが、個人の確保できる時間に合わせて、調整してください!
仮に1日100単語と決めたのであれば、月曜日から水曜日まで同じ単語を繰り返し、木曜日から土曜日までは次の100単語を覚えます。
そして、日曜日は月曜日から土曜日までの200単語を復習していきます。
月‐水:100単語
木‐土:100単語
日:200単語(復習)
そして、これを1ヶ月のうち3週目まで繰り返します。
月‐水:100単語×3
木‐土:100単語×3
日:200単語(復習)×3
ここまでで600単語です。
そして最後の4週目を使って、この600単語を復習していきます。
・月:100単語
・火:100単語
・水:100単語
・木:100単語
・金:100単語
・土:100単語
・日:総復習
流れとしては、こんな感じです。
もちろん、1日200単語覚える時間がある人、50単語覚える時間がある人などいると思いますが、ライフスタイルに合わせてみてください。
おそらく、1時間もあれば100単語くらい覚えられると思います!
ちなみに、単語はどのくらい覚えればいいのかは『あなたの語彙力診断!TOEICスコア別に必要な英単語数は?』を参考にしてください。
必ず復習する
ちなみに「単語は出会った回数」が多いほど覚えると言われますが、スタディサプリの講師である関先生は「1ヶ月で6回」出会ったら、忘れないと言っていました。
ただ私が今回伝えたスケジュールだと、4回しか出会えません!
だからこそ、復習することを徹底して欲しいです。
具体的には、覚えた翌日の朝に覚えた単語を復習してください。
月:①100単語
火:①の復習+②100単語
水:②の復習+③100単語
このような感じで、次の日の朝に復習することで、出会う回数を増やすことができるからです。
ちなみに、朝復習する意味はあります!
実は人間の記憶は、時間が経つにつれて忘却していくのですが、寝ている間は忘れるスピードが緩くなると言われています。
なので、朝起きてから復習することで、完全に忘れる前に「思い出す」ことで、より記憶に定着しやすくなるというわけです。
朝厳しければ、夜でもいいから復習してね!
テスト形式を繰り返す
単語を覚えるなら、テスト形式が1番です。
単語帳もアプリもテスト形式を採用しているよね!
単語帳なら、赤シートで単語を隠せますし、アプリなら10単語を1セットとして、テスト形式で学べるものが多いです。
なぜ、テスト形式を推奨しているかというと、そっちの方がつらいからです。
例えば筋トレを例に出してみると、筋トレ界では限界に近い力を出すトレーニングが効果的だと言われています。
簡単に言うと、負荷が強いほど良いということです!
一方で、勉強界では「簡単なことを繰り返し行う」のが支持されています。
・数学ドリルを何度も解く
・漢字の書き取りを大量い行う
ただ最近の研究によると、簡単なことや基本的なことを繰り返す勉強法は、残念ながら効果がないことがわかっています。
つまり何度も言いますが、大切なのは「思い出そうとするときにかかるストレス」なのです。
なので、忘れる前に何度も復習するような勉強法では、そもそも忘れていないので、思い出すことがないです。
・見覚えはあるんだけど
・思い出せない・・。
・さっきも覚えたのに
つまり、学習も筋トレと同じく、限界まで脳を使った方が向上するというわけです!
で、テスト形式は、より効果的に早期学習を促進できるので、効果的なのです。
ちなみに、単語以外の勉強法も知りたい人は『TOEIC初心者用の勉強法!英語が苦手でもマネするだけでOK!』を参考にしてください。
TOEIC対策にオススメな単語教材
ざっくりと、単語の覚え方を書きましたが、最後にTOEIC対策にオススメな単語教材を紹介します。
今回オススメするのは2つだけ!
・スタディサプリTOEIC
・金のフレーズ
総合的に対策するなら「スタディサプリTOEIC」で、単語だけなら「金のフレーズ」を選べば間違いありません。
スタディサプリTOEIC
スタディサプリTOEICは、スコアアップに必要な全ての要素をアプリ1つで学ぶことができます。
・各パートの対策
・4000問を解き放題
・頻出単語を覚えられる
・英文法を動画で学べる
・初心者用の基礎講義(英文法+単語)
・神授業
私も使っていますが、現時点で最強のTOEIC対策教材だと思います。
単語以外も「総合的にTOEIC対策したい」人にオススメです。
今なら無料で使えます!
金のフレーズ
単語だけ勉強したいなら、金フレがオススメです。
スタディサプリと違い、総合的な対策はできませんが、単語だけ学ぶなら金フレがオススメだと思います。
単語帳について、更に詳しく知りたい人は『TOEIC対策にオススメな単語帳!参考書4冊+アプリ3選!』を参考にしてください。
最後に
いかがでしたか?
今日は、英単語の覚え方についてまとめました。
TOEICで高得点を取るためには、必ず語彙力が必要になるので、できるだけ効率よく学べる方法を見つけてください。
今日は、そのヒントになる方法を書いたので、全部でなくても、1つずつでも試してもらえると嬉しいです。
スタディサプリも無料で使えるので、試してみてください!