今日は、スタディサプリTOEICのパーフェクト講義について「どんな対策ができるのか」「スコアは上がるのか」ということを書いていきます。
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詳しくは、スタディサプリTOEICは何が学べる?学習内容まとめで解説しています。
パーフェクト講義とは?
パーフェクト講義で学べること
パーフェクト講義では、パート1からパート7まで全てのパートを学ぶことができます。
問題を解くだけではなく、関先生の解説動画や各パートの特徴、進め方なども解説されているので、初めてのTOEIC対策にオススメです。
どんな人が勉強すべき?
パーフェクト講義は、TOEIC対策に特化しているので、中高で習うような基礎的な単語や文法知識が身についている人にオススメです。
なので、TOEIC400点以下の人は、先にスタディサプリ内の他のコンテンツで勉強した方がいいかもしれません。
下のリンクは、基礎を学ぶのにオススメのコンテンツです。
基本的に500点から600点くらいまでは、基礎力で突破できます。
そこに「TOEICによく出る単語」や「速読力」「問題への慣れ」などがプラスされて、700点、800点とスコアが上がっていきます。
なので、誰でもパーフェクト講義をやればいいわけではありません。
パーフェクト講義の効果
次に、パーフェクト講義の効果を書いていきます。
パーフェクト講義は「本当に効果あるの?」と気になる方に向けて、私自身のスコアを公開するので、ぜひ参考にしてください。
ちなみに私は、学習開始から3ヶ月の間、スコアの推移を知るために毎週模試を解いていました。
ちなみに、スコアは3ヶ月で200点アップ・1年で850点を超えることができました。
・大学入学:250点(4月)
・大学卒業:480点(15年7月)
・再開(模):502.5点(19年12月)
・1ヶ月後:615点(20年1月)
・2ヶ月後(模):675点(20年2月)
・3ヶ月後(模):705点(20年3月)
・1ヶ月後:615点(20年1月)
・2ヶ月後(模):675点(20年2月)
・3ヶ月後(模):705点(20年3月)
・9ヶ月後:745点(20年9月)
・1年3ヶ月後:785点(20年2月)
・1年4ヶ月後:850点(20年3月)
パート1のスコア推移
パート1は、パーフェクト講義では7時間11分くらいしか勉強していません。
【3ヶ月後】
・素点:5問/6問中→6問/6問中
・正答率:83.3%→100%
学習開始当初から、パート1は解けていましたが「単語が聞えた気がする」「これな気がする」という納得感がないものでした。
ですが今は、英文をしっかりと聞き、正解となる根拠をつかんで選択することができています。
パート2のスコア推移
パート2は、パーフェクト講義で15時間42分勉強して、その後は実践問題集を解いています。
【3ヶ月後】
・素点:17問/25問中→20問/25問中
・正答率:68.0%→80%
私の場合、900点取るならパート2の強化が必要ですが、パーフェクト講義でだいぶスコアが安定してきました。
もともと正答率70%前後でしたが、パーフェクト講義後は80%点前後を取れています。
パート3のスコア推移
パート3は、パーフェクト講義で約136時間43分勉強し、その後は実践問題集を解いています。
【3ヶ月後】
・素点:27問/39問中→27問/39問中
・正答率:69.2%→69.2%
【12ヶ月後】
・素点:27問/39問中→32問/39問中
・正答率:69.2%→82%
パート3は、3ヶ月間対策してもスコアが安定しなくて、かなり悩んだパートです。
「できるようになっている」という感覚はあるものの、それがスコアに表れないもどかしさがありましたね。
パート4のスコア推移
パート4は、パーフェクト講義で約137時間48分勉強して、その後は実践問題集で勉強しています。
【3ヶ月後】
・素点:19問/30問中→23問/30問中
・正答率:63.3%→76.7%
パート5のスコア推移
パート5は、パーフェクト講義で約26時間3分勉強して、その後は実践問題集で対策しています。
【3ヶ月後】
・素点:15問/30問中→26問/30問中
・正答率:50.0%→86.7%
ちなみに、パート5が苦手な人は、2つのパターンにわかれます。
・パート5対策が足りていない人
・基礎英文法ができていない人
前者の「パート5対策が足りていない」から苦手なのであれば、パーフェクト講義で問題数を解いていけば、スコアは上がります。
一方後者の「基礎英文法ができていない」のであれば、パート5対策をする前に、基礎となる英文法を一通り対策することをオススメします。
スタディサプリTOEICでは、TOEICに必要な英文法を動画で学ぶことができるので、苦手意識があるのであれば、一度復習してみるのがオススメです。
詳しくは「スタディサプリTOEICで英文法は学べる?効果や範囲を徹底解説!」を参考にしてください。
パート6のスコア推移
パート6は、パーフェクト講義で7時間56分しか勉強し、その後はパート5・パート7を対策することでスコアが上がっていきました。
【3ヶ月後】
・素点:8問/16問中→13問/16問中
・正答率:50.0%→81.3%
パート6が苦手ということは、パート5とパート7が苦手ということでもあるので、しっかり対策していきましょう。
パート7のスコア推移
パート7は、パーフェクト講義で32時間6分勉強して、その後は実践問題集で勉強しています。
【3ヶ月後】
・素点:20問/54問中→29問/54問中
・正答率:37.0%→53.7%
【6ヶ月後】
・素点:20問/54問中→42問/54問中
・正答率:37.0%→77.7%
TOEICのパート7は、問題数が各パートの中で最も多く対策に時間がかかるパートですが、継続することで少しずつスコアはあがります。
スコア
スタディサプリTOEICで3ヶ月対策「503点→705点」1年後には「503点→850点」を超えています。
・リスニング:325点→455点
・リーディング:177.5点→395点
・合計:502.5点→850点
各パートの上がり幅は大きくないように感じますが、合計すると300点以上アップしています。
パーフェクト講義の良い点
ここからは、パーフェクト講義を使って「なぜスコアが上がったのか?」を解説していきます。
・関先生の講義が神
・要領よく学べる
・しっかりとスコアが上がる
それぞれ見ていきましょう。
関先生の講義が神
スタディサプリでTOEICを学ぶ1番の良さは、関先生の動画講義を見られることだと思います。
もちろん参考書でも勉強できますが、わかりやすさが全然違います!
下の動画は、スタディサプリTOEICで見られる動画講義のショート版です。
「こんな感じの動画が沢山見れる」とイメージしてください。
関先生の講義の良さは、人によって感じ方が違うと思いますが、私はこう思います。
・説明が丁寧
シンプルですが、これが全てです。
関先生の講義は、暗記ではなく英語の本質を理解できるように解説してくれます。
関先生のように25年も教育の第一線で活躍していると、テクニックを乱用する方法や「これ覚えて」などの暗記重視の講義もできると思います。
ですが、そんなつまらない講義は一切しません。
「なぜそうなるのか?」
参考書が省いてしまう「なぜ」の部分にしっかりと立ち止まり、生徒がしっかり「理解できるように」わかりやすく解説してくれます。
だから、私は関先生の講義が大好きです。
関先生について詳しく知りたい人は「スタディサプリの講師「関正生」先生はどんな人?解説は本当にわかりやすいの?」を参考にしてください。
要領よく学べる
例えばパート5を強化したいとしても、パート5の問題をひたすら解けばいいわけではありません。
代名詞が苦手なのか、不定詞が苦手なのか、それとも関係代名詞が苦手なのかを把握することが大切です。
スタディサプリTOEICであれば、問題の種別ごと学べるので、苦手や弱点を把握しやすくなっています。
例えば、パーフェクト講義のパート5では、14のレッスンがあります。
・概要と学習法
・名詞
・形容詞
・副詞
・態
・時制
・主語と動詞の一致
・代名詞
・接続詞/前置詞
・関係詞
・比較級/最上級
・定型表現
・品詞発展①
・品詞発展②
・多義語
スタディサプリでは、このように「ただ解く」だけでなく「問題種類」ごと学べるので、何が苦手なのかを把握しやすいです。
また独学で勉強していると「完璧」にするまで、そのパートに固執してしまう傾向にあります。
ですがスタディサプリなら、関先生が「これは覚えなくていい」と断言してくれるので、覚えること・覚えなくていいことがハッキリします。
しっかりスコアが上がる
しっかりとパーフェクト講義やれば、スコアは上がります。
参考書選びや勉強法に悩むなら、スタディサプリだけで十分です。
・各パートの概要を動画で学べる
・各パートの勉強法を動画で知れる
・問題種類ごとに学べる
・関先生の動画講義で解説を聞ける
これだけネットが普及して、いつでも、どこでも、カリスマ講師の解説を見られるのに、活用しない手はないです。
パーフェクト講義の進め方
ここからは、パーフェクト講義の進め方について解説していきます。
私が解説するのは、この2つだけです。
・進める順番
・どんな人が学習すべきか
それぞれ見ていきましょう。
進める順番
パーフェクト講義を進める順番は、下記の通りです。
①パート1
②パート2
②パート5
③パート6
④パート3
④パート7
⑤パート4
同じ数字は「どっちが先でもいい」と考えているパートです。
根拠としては、私はパーソナルコーチプランをやっていたので、その時の学習プランと同じ順番になっています。
パーソナルコーチプランは、ここでは解説しないので、詳しく知りたい人は「【比較】スタディサプリTOEICはベーシックとパーソナルコーチどちらがオススメ?」を参考にしてください。
あとパート①②⑤は、短期間でもスコアが取りやすいので、早めに対策しておくとスコアが上がりやすいです。
また、パート①②はリスニングの基礎に、パート⑤はリーディングの基礎になります。
つまり、この3つのパートで点が取れないようであれば、残りのパートはもっと難しいので点が取れません。
なので、まずはこの3つのパートがオススメです。
パーフェクト講義で学習する人
パーフェクト講義は、最低でもTOEIC400点以上あった方が良いと思います。
TOEIC400点は、TOEIC対策を行っていない大学生でも取れますし、中高である程度英語を学んでいれば取れます。
なので、400点以下の点数であれば「英語の基礎ができていない」ということなので、パーフェクト講義をやる前に基礎を固めてください。
頑丈な家を建てるためには基礎作りが大事なように、英語も基礎が最も大事です。
英語に苦手意識がある人は、基礎から学びましょう。
逆に400点以上の人は、パーフェクト講義だけで700点くらいまでは目指せると思います。
最後に
パーフェクト講義で学ぶことで、英語の基礎ができている人であれば、かなりの実力が付きます。
参考書で勉強するのも良いですが、勉強法や解説につまづくなら、パーフェクト講義の方がオススメです。
スタディサプリの口コミや効果は、下の記事で解説しています。