TOEICのリスニングスコアが低くて「どうすればいいんだろう」と悩んでいませんか?
・なんでみんなリスニングが高いの?
・大学受験からリーディングの方が得い
・リスニングの対策法がわからない
リーディングは覚えれば点数が上がりますが、リスニングはどうすればいいの?と悩みますよね。私も、勉強してるのにリスニングが伸びない時は、めちゃめちゃ不安でした。
結論
リーディングの方が高い人は、リスニングの点数もすぐ上がります。逆に、リスニングが高くて、リーディングが低い人は伸び悩みますが。
この記事を読むメリット
リーディングよりもリスニングが低い人の対策法を知ることで、一気にリスニングスコアを上げることができます。
本記事の信憑性
リーディングよりリスニングが低くても大丈夫
TOEICのリスニングスコアが低くて「どうしよう」と悩むかもしれませんが、安心してください。リーディングが低いよりマシです。
英文を聞き取るためのリスニング力、聞き取った英文を理解するためのリーディング力、その両方が必要になります。
リスニング力 | 英文を聞き取る力 |
リーディング力 | 英文を理解する力 |
つまりリーディング力がないと、両方勉強する必要がありますが、リーディング力があるなら、リスニング力だけで点数が上がります。
一般的にはリスニングの方が高い
TOEICの公式データを見ると、一般的にはリスニングスコアの方が高いです。
L | R | スコア | |
第289回 | 330.5 | 274.6 | 605.2 |
第288回 | 334.7 | 282.6 | 617.3 |
第287回 | 323.4 | 277.0 | 600.4 |
TOEIC地域別の平均点を見ても、リスニングの方が点数が高いことが多いです。
参考:2020 REPORT ON TEST TAKERS WORLDWIDE:TOEIC Listening and Reading Test
リスニング | リーディング | スコア |
270 | 210 | 480 |
350 | 275 | 625 |
410 | 335 | 745 |
415 | 340 | 755 |
415 | 370 | 785 |
455 | 395 | 850 |
このように、一般的にTOEICでは、リスニングよりリーディングの方が難しいと言われることが多いです。
リスニングの方が簡単と言われる理由
TOEICでリスニングの方が簡単だと言われる理由は、この3つです。
・各パートごとの対策がしやすい
・テクニックで解ける問題が多い
・なんとなく解ける問題が多い
リーディングは、英文を読み答えを探す必要がありますが、リスニングは答えだけ聞き取れれば正解できます。
リスニングの方が簡単だと言われる理由は、下の記事で解説しています。
リーディングよりリスニングが低い人がやること
リーディング編
リーディングがリスニングスコアよりも高いからと言って、勉強比率を10割リスニングに使うのはオススメしません。
1日1回パート5
1日1回パート5の模試を解きましょう。パート5は慣れなので、対策を怠ると解答スピードが遅くなります。1日1模試なら時間もかからないので、オススメです。
パート7を音読
パート7の英文をテスト1回分、音読しましょう。英文を読めば単語の復習にもなり、毎日音読することで、英文を速く読めるようになります。英文を速く読めれば、リスニング力UPにつながるのでオススメです。
リスニング編
リスニングスコアが低いなら、リーディングよりも多く勉強しましょう。
そして、リスニング対策の内容は「どのパートが苦手なのか」によっても変わります。
パート1が苦手 | ディクテーション |
パート2の疑問詞が聞き取れない | ディクテーション |
疑問詞は聞き取れるけど苦手 | 質問文をシャドーイング |
パート3・4の先読みができない | 先読み文の暗記 |
パート3・4が聞き取れない | シャドーイング |
それぞれ解説します。
パート1が苦手
パート1が苦手な人は、ディクテーションがオススメです。
聞き取った英文をノート等に書き取る勉強法。
ディクテーションをすることで「どこが聞き取れていないのか(弱点)」がわかります。
パート1の対策については、下の記事を読んでおいてください。
パート2の疑問詞が聞き取れない
パート2は、文頭の疑問詞さえ聞き取れれば、半分くらいは正解できます。
・what(何、どの)
・when(いつ)
・where(どこ)
・which(どの、どっち)
・how(どんな、どのように)
そのため、まずは文頭に疑問詞がある問題に絞って、ディクテーションしましょう。
パート2の疑問詞を聞き取れる
パート2の疑問詞を聞き取れる人は、それ以外の問題をシャドーイングしましょう。
音声からワンテンポ遅れて、発音をマネする勉強法。
パート2の質問文をシャドーイングすることで、英語のスピードにも慣れ、聞き逃しがなくなります。
シャドーイングするのは質問文だけで、選択肢は時間に余裕があったら対策してください。
パート3・4の先読みが苦手
パート3・4は先読みできないと、相当リスニング力が無い限り、高得点がとれません。
音声が始まる前に、事前に問題を読んでおくこと。
事前に先読みすることで「どんな会話を聞き取るか」を知ることができ、リスニングしやすくなります。
私は英文を読むのが遅く、時間内に先読みすることができなかったので、一瞬で理解できない設問文をまとめて、暗記していました。
もし先読みが苦手なら、暗記するくらい読みこまないと、本番でうまくいきません。
パート3・4が聞き取れない
パート3・4の英文が聞き取れないなら、シャドーイングをしましょう。
・集中力が上がる
・発音を良くなる
・英文を頭の中でキープできる
・リスニングの自動化
やり方や効果はTOEIC対策にシャドーイングは効果ある?130点UPしたやり方を紹介で解説していますが、超オススメです。
まとめ
リーディングスコアが低い人は、スコアを伸ばすのに時間がかかりますが、リスニングが低い人はすぐ伸びるので安心してください。