こんな風に「TOEICは、毎月受けた方がいいのかな」と迷ってる人いますか?
TOEICって、毎月受けた方が点数UPするのかな?受験料も高いし、どのくらいの頻度で受験するのがベストなんだろう。
結論
TOEICは、毎月受けるべきではありません。その時の状況(就活まで時間がない)にもよりますが、3ヶ月に1度くらいがオススメです。
この記事を読むメリット
TOEICを毎月受験するメリット・デメリットを知れます。またベストな受験頻度や毎月受けるべき人も解説します。そのため、お財布にも優しく、美味しいご飯を食べに行けます。
本記事の信憑性
【結論】TOEICは毎月受けなくていい
私も大学生の頃は、TOEICを毎月受験していましたが、今思えば「毎月受けなくてもよかったな」と思っています。
もちろん、TOEICを毎月受験するメリット・デメリットの両方を見て、判断してください。
TOEICを毎月受けるメリット
TOEICを毎月受けるメリットは、この3つです。
・受験回数が多いほど点数UP
・学習状況をチェックできる
・学習モチベーションを維持できる
それぞれ解説します。
受験回数が多いほど点数UP
TOEICを毎月受けることで、テストに慣れることができます。
例えば、試験会場は、いつもの学習環境と違うため緊張してしまい、思うように集中できないことがあります。
そのため毎月受験することで、TOEICの雰囲気にも慣れ、実力を発揮することができます。
大学生のデータですが、受験回数別の平均スコアでは、3回以上受験している人は平均スコアが50点高い結果となっています。
大学生 | L | R | スコア |
今回はじめて | 263点 | 214点 | 476点 |
これまでに1回 | 276点 | 219点 | 494点 |
これまでに2回 | 289点 | 226点 | 515点 |
これまでに3回以上 | 319点 | 246点 | 565点 |
このようにTOEICは、テストに慣れることでができれば、点数UPができます。
学習状況をチェックできる
TOEICを毎月受けることで、細かな学習チェックをすることができます。
特に独学の人は、学習している内容や方向が正しいのかを確認するためにも、TOEICの受験は必要です。
例えば、TOEICを受験し結果を知ることで、自分の課題を把握することができます。思い通りに点数UPできていない場合も、早めに気づき、軌道修正できます。
一方で、1年に1回の受験では、間違った方向に進んでも気づかず、ゴールまで遠回りになることもあります。
そのため、毎月受験し、学習状況をチェックすることが大事です。
学習モチベーションを維持できる
TOEICを毎月受けることで、学習モチベーションを維持できます。
例えば、ゴールが見えないマラソンは、きついですよね。終わりがわかるから、頑張れることありませんか?
TOEICも一緒です。
次のテストという目標があるからこそ、学習モチベーションも上がり、勉強にも集中することができます。
TOEICを毎月受けるデメリット
TOEICを毎月受けるデメリットは、この3つです。
・受験料が結構高い
・付け焼き刃な対策になる
・ダラダラ勉強してしまう
それぞれ解説します。
受験料が結構高い
TOEICの受験料は、7,810円と高いです。
TOEIC受験料 | 7,810円 |
ディズニー1DAYパス | 7,900円 |
リピート受験(割引)もありますが、1回の受験でも高いのに、毎月TOEICを受けてたら、お金がかかり過ぎてしまいます。
付け焼き刃な学習になる
TOEICを毎月受験していると、長期的な視点ではなく、その場しのぎの対策になりがちです。
例えば、毎月TOEICを受験してると、この1ヶ月で全ての課題を解決しようとしてしまい、結局どれも中途半端になりがちです。
私自身、リーディングを強化すべき時に「テスト前だから」という理由で、リスニング対策に時間を使ってしまうことがありました。
独学で勉強してると、短期的な視点でTOEIC対策してしまうので、それは毎月受験するデメリットだと感じています。
ダラダラ勉強してしまう
毎月TOEICを受けていると、1回あたりの重要度が低くなり、ダラダラと勉強してしまうことがあります。
リラックスして勉強できるメリットはあるものの、ダラダラと勉強し、期間に対して結果がついて来ないデメリットもあります。
TOEICを受験するベストな頻度
私は、TOEICを受験するベストな頻度は、3ヶ月に1回だと考えています。
例えば、TOEICでは、100点UPするのに、約300時間の学習が必要だと言われています。
参照元:A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success.
ちなみに、勉強時間の記録で解説していますが、私は平均365時間で100点UPしています。
スコア | 480 | 625 | 745 | 755 | 785 | 850 |
250 | 955時間 | 1080時間 | 1718時間 | 1855時間 | 2114時間 | 2190時間 |
480 | ‐ | 125時間 | 763時間 | 900時間 | 1159時間 | 1235時間 |
625 | ‐ | ‐ | 638時間 | 775時間 | 1034時間 | 1110時間 |
745 | ‐ | ‐ | ‐ | 137時間 | 396時間 | 472時間 |
755 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | 259時間 | 335時間 |
785 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | 76時間 |
仮に、1日3時間の学習なら、3ヶ月で約300時間を達成できるため、そのタイミングでTOEICを受験すれば、点数UPが期待できます。
3ヶ月対策してスコアが上がらなければ、勉強法や方向性を見直す基準にもなるため、3ヶ月に1回TOEICを受験するのがおすすめです。
こんな人は毎月TOEICを受験すべき
TOEICの受験頻度は、3ヶ月に1回をオススメしたものの、こんな人は毎月受験するのがオススメです。
・就活まで時間のない大学生
・期限まで時間のない社会人
それぞれ解説します。
就活まで時間のない大学生
就活まで時間のない大学生は、TOEICを毎月受けるのがオススメです。毎月受験することで、実力以上のスコアを取れることもあるからです。
大学生いつからTOEICを勉強する?で解説していますが、ベストは1年からコツコツ受験しましょう。
期限まで時間がない社会人
社内公募などで、急にTOEICスコアが必要になった社会人も、毎月受験しましょう。受験回数が増えれば、英語の感も取り戻せますし、スコアも上がるからです。
短期間でTOEICスコアを上げる必要があるなら、絶対にスコアアップしたい人向けのTOEICスクール4選!を参考にしてください。
まとめ
TOEICは、毎月受けるのではなく、3ヶ月に1回くらいの頻度がオススメです。ただ、目標スコアを達成するのに時間がない場合は、毎月受験するのがオススメです。