今日は、こんな疑問を解決します。
結論
結論を言うと、スタディサプリTOEICを1週間使って、503点から600点までスコアを上げることができました(模試)。
この記事を読むメリット
この記事を読むことで、1週間でどのくらい効果があるのかを知ることができます。
本記事の信憑性
ちなみに、スタディサプリTOEICの結果は、下の記事でも解説しています。
スタディサプリで1週間勉強した結果
まずは結果報告、2019年12月3日からスタディサプリで学習を開始し、2019年12月8日(日)に模試を解きました。
その結果、約1週間で503点から600点まで、約100点上げることができています。
・2019年11月24日(日)模試:503点
・2019年12月3日(火)学習開始
・2019年12月8日(日)模試:600点
1週間スタディサプリで勉強した結果!
【素点】
パート1:5→6
パート2:17→18
パート3:27→27
パート4:19→18
パート5:15→20
パート6:8→12
パート7:20→28L:67→68
R:44→60【スコア換算(平均)】
スコア:(L)325→330
スコア:(R)178→270
合計:503→600 pic.twitter.com/9gxgsUIK94— わか@3ヶ月でTOEIC800点に挑戦 (@wakatoeic) December 8, 2019
まず最初に言いたいのが「1週間でもスコアは上がる!」ということです。
ただこのようなこと言うと「めちゃめちゃ時間かけている」「もともと英語ができる人にブランクがあっただけ」と言われますが、そんなことはありません。
大学時のTOEICスコア
このスコアからわかる通り、私は英語ができるわけではなく、むしろFラン大学生だったので、英語が超苦手でした。
ちなみに、初受験のTOEICは250点です。
1週間の学習時間
1週間の学習時間は、16時間6分です。
平日は働いているので、そこまで多くの時間を費やしたわけではありません。平日3時間、休日5時間を目安に学習をしています。
・2019年12月3日(火)3時間4分
・2019年12月4日(水)2時間59分
・2019年12月5日(木)3時間12分
・2019年12月6日(金)3時間35分
・2019年12月7日(土)3時間14分
・2019年12月8日(日)模試
大学を卒業してからは英語学習はしていませんでしたし、前回の模試の復習などもしていません。
純粋に、16時間6分勉強しただけです。
16時間6分の学習内容
16時間6分の学習内容は、ざっくりこんな感じです。
・基礎英文法:3時間9分
・パート1対策:6時間9分
・パート2対策:2時間34分
・音の変化:2時間7分
・英単語:2時間8分
注力してたリスニングより、リーディングが圧倒的に伸びた!笑
対策したパート1に関しては、確実に解けてる感覚あったから💯
— わか@3ヶ月でTOEIC800点に挑戦 (@wakatoeic) December 8, 2019
基礎英文法
スタディサプリには、基礎英文法を動画で学び直せるコンテンツがあり、中学生で習う超基礎的な英文法をイラスト動画で学べます。
・文の成り立ち
・時制
・不定詞
・比較
・仮定法
・関係代名詞
基礎英文法は、英語ブランクがある人にはリハビリになりますし、英語が苦手な人には、イラスト動画で学べるので、わかりやすくなっています。
最初の方は簡単なので、基礎英文法をやらずに次のステップに進んでしまう人がいますが、600点以下の人は、一通り受けるのがオススメです。
基礎的な英文法を学ぶことで、英文法の理解が深まります。
基礎英文法は、3ステップで構成されています。
・例題
・動画説明
・演習
間違えたところや苦手な文法事項に関しては、何度も復習しておきましょう。
基礎英文法に関しては「【初心者にオススメ】スタディサプリTOEICの基礎英文法とは?使い方と効果を解説!」を参考にしてください。
パート1対策
この1週間で集中的に対策したのは、パート1です。
なぜパート1なのかと言うと、もっともスコアが上げやすいパートだと言われているからです。
実際、私はパート1を全問正解することができました。
なのでパート1から対策するのがオススメです。理由はいくつかあるのですが、大きくは2つです。
・対策することが少ない
・初心者でも比較的楽に対策できる
先ほども書きましたが、私は約6時間でパート1の対策が終わりました。
パート1は問題数が少ないため、パターンを覚えてしまえばそこまで対策することはありません。
また焦ってパート3・4から対策する人がいますが、パート1に比べてパート3・4は難易度が高く、初心者がいきなり対策するのにはストレスが溜まります。
なのでリスニングストレスも少なく、なおかつ短期間で効果が出やすいパート1を最初に対策することをオススメしています。
参考書で対策すると、パート1に結構時間をかけてしまいがちですが、スタディサプリでは関先生がポイントを押さえて解説してくれるので、それだけで十分です。
パーフェクト講義part1は、4ステップで構成されています。
・問題
・動画解説
・ディクテーション
・シャドーイング
ディクテーションとシャドーイングは、絶対にやってください。特にシャドーイングは、何度も繰り返すことが大切です。
パート2対策
パート2に関しても、パート1とやることは変わりません。
- 問題を解く
- 関先生の解説を聞く
- ディクテーション
- シャドーイング
ただ異なるのは、意識するポイントです。
パート1もパート2も短文を聞き取るという特徴は変わりませんが、パート2は耳のみに頼るリスニングです。
Q:Would you do me a favor?
(お願いがあるのですが)
A:Yes,I have a high fever.
(はい、高熱があります。)
B:Sure,What is it?
(いいですよ、何ですか?)
C:No,I took a day off last week.
(いいえ、私は先週休暇を取りました。)
実際には、問題冊子にも問題文はかかれていません。
なので、いかに最初の1・2語を聞き取れるかがポイントになります。
そして、その1・2語を聞き逃さないために、ディクテーションやシャドーイングの学習が有効です。
音の変化
余談ですが、リスニングが苦手な人には必ず原因があります。
よく言われるのが、下の4つです。
・知識不足
・認識スピードが遅い
・理解スピードが遅い
・音の変化
人によって言葉の定義は違っても、大体こんな感じです。
実際、本田圭佑さんで有名な「PROGURIT」の岡田社長の著者である英語学習2.0でも同じようなことが書かれています。
そもそも、我々がリスニングをする時は簡単に言うと、3つのステップがあるそうです。
- 聞く
- 認識する
- データベースに問い合わせる
- 理解する
例えば”apple”という単語を聞いた時には
と、英単語を認識し
と頭の中のデータベースに問い合わせ
と理解するのです。
本来であれば、このやり取りがリスニング中に行われているのです。
ですから知識不足であれば、聞き取ることはできませんし、知識があってもレスポンスが遅ければ理解ができないのです。
他にも色々理由はありますが、だからこそ語彙力を伸ばしたり、シャドーイングやディクテーションなどを行うことが大切だと言われるわけですね。
では、語彙力を伸ばして、シャドーイングなどの対策をすれば良いかと言われれば、そうではありません。
なぜかと言うと、英語には音の変化があるからです。
音の変化とは、例えば前後する単語同士がくっつき、1つの単語のように聞こえる現象などのことです。
アナと雪の女王の歌の錆の部分で”Let it go”という歌詞があり、日本人なら「レット・イット・ゴー」と発音してしまいそうです。しかし、小さな子どもでさえ「レリゴー」と発音します。
それは歌を通して、音の変化を学んだからです。1つずつ体感的に学ぶのも良いですが、ある程度ルールを知っておいた方が、進み具合が速いです。
あまりTOEIC対策で触れられることのない音の変化ですが、TOEICのリスニング対策に役立つので、学んでおくことをオススメします。
・連結
・脱落
・同化
・短縮
・弱形
・変形
音の変化は、スタディサプリTOEIC対策に申し込むと無料で使える「日常英会話のリスニングPLUS」で使えます。
本来であれば、全部の音の変化の学習をオススメしますが、時間もなかったので「連結」「脱落」「弱形」「変形」だけ学びました。
連結(れんけつ)
連結とは、別々の単語が1つの単語のように聞こえる現象です。
具体的には「子音で終わる語」と「母音で始まる語」が重なると、連結します。
”I can pick it up after eight”
上記英文では”pick it up”が連結し「ピキラゥ」のように聞こえ、”after eight”が「アフトゥエイッ」のように聞こえます。
シャドーイングやディクテーションをしてて聞こえないと思ったら「連結していた」なんてっこともあります。
脱落(脱落)
脱落とは、単語の最後が「t」「d」「g」だと発音せず止めることです。
”You can sit right there on the bed”
このように、sitは「シッ」rightは「ライッ」 bed「ベッ」のように最後を発音しないことはよくあります。
正確には「発音しない」ではなく「止める」らしいのですが、最初は発音しなくても良いくらいに覚えておけばOKです!
弱形(じゃくけい)
同化とは、冠詞や前置詞、接続詞があまり聞こえない現象です。
・a
・the
・in
・on
・and
・but
例えば”Can you pass me the salt?”でも聞こえないくらいの発音になっています。
変形(へんけい)
変形とは、簡単に言うとスペルと異なる発音をすることです。変形にはいくつかパターンがありますが、よく困るのが”tt”です。
”can you give me the bottle?”
例えば”bottle”という単語、一見「ボトル」と発音しそうですが、実際は「バロウ」と聞こえます。
カタカナの「ロ」とは違いますが、イメージとしてはそんな感じです。
このように”tt”が重なると「ラリルレロ」に近い音に変化します。
もしかしたら、もっと詳しく学習するべきかもしれませんが、これらの基本を頭に入れておけば、オッケーです。
音の変化は、リスニングを鍛える上でとても重要ですが、一人だと「何していいかわからない」人やスタディサプリがオススメです。
7日間であれば無料で使えるので、7日以内に音の変化を徹底対策するのが良いでしょう。
まずは、動画で知識として「音の変化」を学びます。
その後、ディクテーションで実践です。
私も2時間ほど音の変化を勉強しましたが、パート1とパート2のリスニングが聞き取りやすくなりました。
単純なリスニングの勉強法のままでは、聞き取れないこともあるので、音の変化を知りたい方にはオススメです。
英単語
英単語の学習は、スコア帯に限らず重要です。
英文とは、英単語の塊のようなものです。そのため、その構成要素である英単語を知ることは、英文を理解する上でとても重要は働きをします。
それは、リーディングだけでなく、リスニングでもです。
知っている単語が増え、読める英文も増えれば、当然解ける問題の数が変わります。またリーディングスピードが確実に上がります。
実際、私も模試を解いて大きく伸びたのは、リーディングパートですから、単語力の重要さは身をもって経験できたと思います。
英文中の単語を知らないと「これ何だっけ?」と毎回悩むので、そこでかなり集中力を使います。
単語を覚えることで無駄なパワーを使わずに、本来パワーが必要なパート7に使えたのも大きいのかもしれません。
単語力が無いまま長文を対策やリスニング対策をするのは、凄く勿体ないと思います。
何事もそうですが、まずは基礎から固めていきましょう。
ただ間違えないで欲しいのは「自分のレベルに合った単語を学ぶこと」です。
目標が800点だからといって、現在のスコアが500点の人がレベルの高い単語を勉強する必要はありません。
まずは、600点くらいの単語を集中的に覚えてしまうのが良いでしょう。そうして、少しずつレベルを上げていくのがベストです。
ちなみに、私はスタディサプリのTEPPAN英単語で語彙力アップしています。
TEPPAN英単語を簡単に説明すると、TOEIC最頻出の単語が目標スコアごとに学べるコンテンツです。
目標スコアごと学べますし、10単語区切りの4択なので、隙間時間を利用してどんどん語彙を増やすことができるので使い勝手が良いです。
英単語は、同じ単語に何度も繰り返し出会うことで覚えるので、短期間で繰り返せるのはポイントですね。
スタディサプリってどうなの?
スタディサプリはかなり有名ですから「実際どうなの?」と気になる方も多いと思います。
実際に私もスタディサプリを使って効果を実感していますし、ネットで多くの人がスコアを上げています。
理由は簡単で、スタディサプリにはスコアアップに必要な全ての要素が揃っているからです。
・1500単語を効率よく学べる
・関先生の神授業
・2000問を超える実践問題集
・ディクテーション機能
・シャドーイング機能
逆にこれで勉強してスコアが上がらないなら「何したら上げるんだよ」と絶望するレベルで、コンテンツが充実しています。
なので参考書を使って、ひとりで勉強するくらいならスタディサプリがオススメです。
参考書だと解説が足りないこと、勉強法が「あってるのか」不安になって勉強に集中できなかったりします。
個人的には、その迷ってる時間が勿体ないです。時間的にも、効率的にも。
今なら無料で7日間スタディサプリが使えます。気になる方は無料体験がオススメです。
最後に
まだ1週間しかスタディサプリは使っていませんが、独学で参考書を使っていたころよりも学習スピードは速くなってると思います。そういった意味では、スタディサプリを始めてよかったと思います。