文法特急とでる1000問はどっちがいいの?と悩んでいる人に向けて、TOEIC対策にオススメな参考書を紹介します。
今日は、文法特急もでる1000問の両方を使った私が、特徴やオススメする人を解説します。
本記事の信憑性
- Fラン卒/非英語エリート
- TOEIC受験回数20回以上
- TOEIC250点から850点
【結論】文法特急とでる1000はどっちがオススメ?
TOEICの文法対策は、でる1000問がおすすめです。
TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問 /アスク出版/TEX加藤
私も文法特急とでる1000問の両方を解きましたが、総合的に1000問のが良かったです。
【比較】文法特急vsでる1000問
問題数
問題数は、でる1000問の方が10倍近く多いです。
文法特急 | 153問 |
でる1000問 | 1049問 |
ちなみに、公式問題集1冊で60問解けることを考えると、文法特急は約2倍、でる1000問は17倍の問題数を解くことができます。
でる1000問は、問題数が多すぎる感はあるものの、本番でどんな問題が出ても対応できる力が身に付きます。
レベル感
レベル感は、文法特急は550〜900点、でる1000問は500〜900点と記載されています。
文法特急 | 550〜900点 |
でる1000問 | 500〜900点 |
とはいえ、個人的には少しオススメしたいスコア帯がズレているかなという印象です。
オススメしたいスコア帯 | |
文法特急 | 500〜700点 |
でる1000問 | 500〜800点 |
文法特急は、990点レベルの問題も掲載されていますが、全体的に問題数が少ないため、この1冊で700点以上を取るのは厳しいです。
出版年数
出版年数は、文法特急が2021年で、でる1000問が2017年です。
文法特急 | 2021年 |
でる1000問 | 2017年 |
テスト新形式が2016年に変更されたため、それ以降に出版された参考書であれば問題ありません。
サイズ感
大きさは、文法特急は手のひらに収まるサイズで、でる1000問は手のひらを広げた時のサイズです。
文法特急 | 通勤時間や外出先 |
でる1000問 | 机で学習 |
特に文法特急は、手のひらサイズのため持ち運びやすいため、通勤時間や外出先でも勉強できるメリットがあります。
パート5は、1問解くのに時間がかからないため、隙間時間での学習にぴったりです。
解説
解説は、でる1000問よりも文法特急のほうが詳しく解説されています。
とはいえ、超基礎英文法から解説されていないため、英文法に苦手な自覚があるなら、少し難しめに感じるかもしれません。
料金
料金は、文法特急のほうが安いです。
文法特急 | 935円 |
でる1000問 | 2,530円 |
ただ、1問あたりの値段で換算すると、でる1000問のほうが安いです。
1問あたりの値段 | |
文法特急 | 6.1円 |
でる1000問 | 2.4円 |
個人的には、パート5は解いた問題数でスコアが決まると思っているため、でる1000問のほうが安くお得に感じます。
結局、文法特急とでる1000問はどっちがオススメ?
文法特急をオススメする人
家で勉強する時間がない社会人には、文法特急がオススメです。
問題数は多くありませんが、手のひらサイズで持ち運びやすく、通勤時などの隙間時間を活用したい人にオススメです。
でる1000問をオススメする人
でる1000問は、TOEICパート5で8割以上取れるようになりたい人にオススメです。
TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問 /アスク出版/TEX加藤
パート5は「どれだけ多くの問題を解いたか」という経験が、解答スピードや正答率につながります。
詳しくは、下の記事を参考にしてください。
【番外編】英文法を学び直したい人
ちなみに「英文法を学び直したい」人には、スタディサプリがオススメです。
スタディサプリなら、パート5はもちろんですが、中高で習うような英文法の基礎から動画で学び直すことができます。
TOEICの参考書では「知っている前提」で解説されることが多く、解説を理解するための予備知識が必要になります。
例えば、文型から品詞を推測する問題があっても、そもそも第五文型や品詞を知らなかったら、解説を読んでも理解できませんよね。
TOEICの参考書は、予備知識が必要なものが多く、特に英文法が苦手は人は「人気の参考書」とか選んでたら絶対失敗します。
だからこそ、スタディサプリがオススメです。
まとめ
文法特急とでる1000問なら、でる1000問がオススメです。ただ、でる1000問は解説が少ないため、英文法が苦手ならスタディサプリが1番です。