TOEIC750点から800点を超えられなくて「一生上がらないかも」と不安になりませんか?
私も、TOEIC800点を超えるのに苦労したので、めちゃめちゃ気持ちはわかります。勉強しても点数がピクリとも上がらないと「このままで大丈夫かな」と心配になりますよね。
TOEICの点数UPは、地道に勉強するしかないと思いつつも、本音を言えば「1ヶ月で50点くらい上げたい」と思いませんか?
この記事を読むメリット
短期間でTOEIC750点から800点に上げたい人に向けて、私のリアルな勉強時間や達成するための勉強法を解説します。
本記事の信憑性
TOEIC750点から800点までにしたこと
結論から言うと、私はTOEIC755点から800点を超えるのに、約6ヶ月かかりました。
2020年12月6日
2021年3月21日
2021年4月25日
TOEIC750点から800点まで上げるために、まずはこの3つを解説します。
・TOEIC750→800点までの勉強時間
・TOEIC750→800点までの学習内容
・TOEIC750点と800点のレベルの違い
それぞれ解説します。
TOEIC750→800点までの勉強時間
TOEICでは、100点UPするのに約300時間必要と言われることが多いです。
例えば、オックスフォードのデータでは、750点から850点には275時間とされ、単純計算だと750点から800点は、137.5時間必要です。
「A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success」より引用
私もTOEIC勉強中は、この表を目安に勉強時間を考えていましたが、当てになりません。
詳しくは、【記録中】TOEIC250点から850点までの勉強時間で解説していますが、私の勉強時間を参考にどうぞ。
スコア | 480 | 625 | 745 | 755 | 785 | 850 |
250 | 955時間 | 1080時間 | 1718時間 | 1855時間 | 2114時間 | 2190時間 |
480 | ‐ | 125時間 | 763時間 | 900時間 | 1159時間 | 1235時間 |
625 | ‐ | ‐ | 638時間 | 775時間 | 1034時間 | 1110時間 |
745 | ‐ | ‐ | ‐ | 137時間 | 396時間 | 472時間 |
755 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | 259時間 | 335時間 |
785 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | 76時間 |
例えば、755点から785点までは259時間かかっていますが、785点から850点は76時間しかかかっていません。
私の場合、TOEICで100点UPするのに、平均365時間かかっています。
TOEIC750→800点までの学習内容
TOEIC750点から800点までの学習内容をまとめました。
パート7 | 151時間1分 |
英単語 | 77時間57分 |
パート3 | 15時間31分 |
パート5 | 13時間 |
パート2 | 5時間 |
その他 | 16時間 |
私の場合、リーディングが苦手だったため、TOEIC750点から800点はリスニングはテスト前の確認程度しか勉強していません。
TOEIC750点と800点のレベルの違い
TOEIC750点と800点のレベルの違いは、ほぼありません。誤差です。
私もそうでしたが、リスニングとリーディングのバランスが悪いと伸び悩みます。
例えば、私がTOEIC750点付近の時は、リスニングとリーディングの差が75点あります。これバランスが悪い例です。
このように、リスニングとリーディングで50点以上差があると、バランスが悪く、伸び悩むので注意が必要です。
リスニングで400点から450点取りたいなら、リーディング力が必要です。
例えば、シャドーイングを繰り返しても、鍛えられるのは聞き取る力だけです。ですが、リスニングの内容を理解するためには、リーディング力も必要なのです。
英文を聞き取る力 | リスニング力 |
聞き取った英文を理解する力 | リーディング力 |
つまり、リーディングを鍛えれば、リーディングパートはもちろん、リスニングパートは内容まで聞き取れるようになって、点数が上がります。
実際に、私はTOEIC750点付近からリスニングの勉強をしていません。
ですが、リーディングを勉強したことで、リスニング内容を理解できるようになり、点数も伸びています。
リスニング | リーディング | スコア |
415 | 340 | 755 |
455(+40) | 395(+55) | 850(+95) |
詳しくは、TOEICでリスニングとリーディングの点数に差を無くす対策法!で解説してますが、スコアが低いパートを対策するのがオススメです。
TOEIC750点から800点までの上げ方
TOEIC750点から800点へ上げるためには、リスニングとリーディングのどちらかが足を引っ張る状況を作らないことです。
例えば、リーディングよりもリスニングが得意なら、TOEIC800点まではリーディングに集中するなどの選択が重要です。
パート | リスニング | リーディング |
勉強時間 | 50時間 | 250時間 |
短期間で800点を達成するなら、どちらかのパートに集中しましょう。
リスニングが得意ならリーディングを、リーディングが得意ならリスニングを対策してください。
パート2の対策
TOEIC750点から800点に上げるためには、パート2を安定して20問から22問取れるようになると楽です。
パート2の対策では、文頭の疑問詞を聞き取ることは勿論ですが、その他の慣用表現を聞き取れるようになると、TOEICスコアが上がります。
Can you do? | ~できますか? |
Would you like me to do? | ~しましょうか? |
Didn’t you ~? | ~しなかったの? |
他にも聞き取れなかった質問文をピックアップして、質問文だけシャドーイングしてみてください。
なぜなら、質問文を聞き取れなければ、選択肢を聞き取れても正解できないからです。
つまり、選択肢より質問文の方が大事なのです。
そのため、短期間でTOEICパート2の正答数を上げたければ、質問文に絞ってシャドーイングを繰り返してみてください。
パート3・4の対策
TOEIC750点から800点に上げるためには、パート3で33問から35問、パート4で23問から25問安定して取れるとGOODです。
パート3 | 33~35問 |
パート4 | 23~25問 |
パート3・4を上げるために、シャドーイング等は実践していると思いますが、それと同時に先読みの練習もしてください。
音声が流れる前に、事前に質問文を読んでおくこと。
TOEICパート3・4では、リズムよく先読みをできるかがリスニングのできを決めると言っても過言ではありません。
例えば、何も知らずにリスニングするよりも、この3つを聞き取ってくださいと言われる方が楽ですよね。
・昨日会社で行われたイベント
・イベントの目的は?
・男性はこの後何をする?
先読みをしなければ、全文リスニングすることになり、難易度もグッと上がってしまいます。
だからこそ、パート3・4の先読みができることは必須です。
例えば私の場合、パート3・4の「一瞬で理解できない質問文」をまとめています。
これらの質問文を何度も音読することで、音声が流れるインターバル間でも先読みができるようになり、パート3・4が聞き取とれるようになります。
パート5
TOEIC750点から800点に上げるためには、パート5を10分以内に26問以上解けるようにしましょう。
パート5 | 10分以内に26問 |
パート5の正答数を増やすためには、量とこなして復習し、わからない単語や文法を減らすことですが、それ以上に大切なことがあります。
それは、パート5を10分以内に解くことです。
例えば、パート5を15分で解いてしまうと、残りのパートにしわ寄せがきます。
リーディング | 所要時間 |
パート5 | 15分 |
パート6・7 | 60分 |
パート6を10分で解けたとしても、パート7には50分しか残されていないため、結果的に塗り絵がでてしまいます。
特にパート5は、考えても解けない問題が多く、10分以上をかけたところで正答数に繋がらないことが多いのです。
とは言え、速さも正答率も大事なので、試験だけ10分で解こうとするのではなく、普段から10分を体に沁み込ませるのが大事です。
パート7
TOEIC750点から800点に上げるためには、パート7で塗り絵を1問でも減らすことが大事です。
私はTOEICリーディングが超苦手でしたが、塗り絵を1問でも減らすために始めたのが、音読です。
パート7の英文を声に出して読むこと。同じ英文を100回以上読むことで、英語のまま理解できるようになる。
パート7の模試1回分の英文(23本)を1日1時間かけて音読することで、リーディング速度を上げることができました。
パート7の英文を音読したことで、こんな効果がありました。
・英語のまま内容を理解できるように
・単語を英文の中で復習できる
・リーディングスコア55点UP
・リスニングスコア40点UP
そのため、パート7が苦手な人・リスニングで英文を聞き取れるけど意味がわからない人に音読はオススメです。
TOEIC750点から800点に上げた教材
ちなみに、私がTOEIC750点から800点に上げた時に使っていた教材は、スタディサプリだけです。
スタディサプリであれば、TOEIC750点から800点に上げるための学習をアプリ1つでできます。
・最頻出1410単語が学べる
・英文法を動画で学べる
・全パート対策を網羅
・公式問題集10冊分の問題
・初心者用コンテンツ豊富
・カリスマ講師の神授業
・300本以上の動画見放題
私は、スタディサプリ内のパート7の英文(20回分の模試)をひたすら音読して、TOEIC755点から800点を達成できました。
スタディサプリTOEICの料金は高い?で解説していますが、参考書1冊の値段より高いです。
12ヶ月パック | 6ヵ月パック | 月々支払い | |
クレジット決済 | 2,728円 一括(32,736円) |
3,058円 一括(18,348円) |
3,278円 |
キャリア決済 | × | × | 3,278円 |
Applestore | × | × | 3,700円 |
ですが、TOEIC800点までこれ以上教材を買う必要がなく、動画で勉強法や解説を学べることを考えれば、値段以上の価値があります。
まずは無料で「Fラン卒の私でも850点取れた授業」を体験してみてください。
まとめ
TOEIC750点から800点を達成するためには、満遍なく対策するのではなく、低いパートを集中的に対策してみてください。
・パート2
・パート3・4
・パート5
・パート7
もし教材選びや勉強法に迷うなら、スタディサプリの無料体験を試してみてください。