こんにちは、わか(@wakatoeic)です!
あなたは、時間配分を意識していますか?
TOEICは200問を120分で解く、とてもハードで時間のないテストだと言われることが多いです。
そのため、時間内に全問解ききれず、最後の方は塗り絵になってしまった経験がある人も多いのではないでしょうか?
解けるかもしれない問題があるのに、時間がなくて塗り絵になってしまうのは、正直勿体ない気がしますよね。
そんな時にオススメされるのが「時間配分」ですが、本音を話すと「TOEIC600点」レベルであれば、ほぼ必要ありません。
むしろ時間配分を意識することで、本来の実力を出せずに終わってしまうパターンさえ考えられます。
そこで今日は、TOEIC600点を取るために必要な「時間配分への考え方」を紹介していきます。
・理想とされる時間配分
・なぜ600点に時間配分が必要ないのか?
・600点突破のための時間配分の考え方
・時間配分に頼らず塗り絵を無くす方法
600点を突破したい人に役立つ情報を書いていくので、ぜひ参考にしてください。
理想的な時間配分
TOEICにおける理想的な時間配分は、ほぼ答えが出ています。
・パート5:10分(1問20秒)
・パート6:10分(1問37秒)
・パート7:55分(1問約1分)
この理想的な時間配分は、最終的に役に立つので頭の片隅に置いておきましょう。
正直、今はそこまで必要ありません。
TOEIC600点まで時間配分が必要ない理由
ここからは、TOEIC600点まで時間配分が必要ない理由を書いていきます。
・全問解くのは800点レベル
・時間配分が問題ではない
・時間配分はパート5だけで良い
それぞれ見ていきましょう。
全問解けるのは800点レベル
TOEICで時間内に全問解くのは、私たちが思っている以上にレベルが高いです。
スコアで言うと800点を超えていないと、難しいと思います。
つまり、700点を超えても塗り絵は無くなりませんし、600点であればそれ以上の塗り絵があっても可笑しくありません。
ですから、塗り絵があるから「600点を超えられない」わけでもないので、塗り絵があることは気にしないようにしましょう。
時間配分が問題ではない
ちなみに「時間配分ができればスコアが上がる」と思っていませんか?
いくらパート5を10分、パート6を10分、パート7を55分という理想的な時間配分で解ききったとしても、正答率が伴わなければ意味がありません。
つまり時間配分とは、一定のペースを保ちながら問題を解ける能力のことであり、決して「時間通りに解く」ことを指しているわけではありません。
それを勘違いして、時間通りに解いたとしても、肝心の正答率が低ければスコアは上がりません。
なので、時間配分を守ったとしても、根本的な実力を改善しなければ意味がないのです。
・リーディングスピードを上げる
・単語の意味を一瞬で理解できるようにする
・英文法をしっかりと学ぶ
時間配分はパート5だけで良い
600点を目指すのであれば、全く時間配分を気にしなくていいわけではなく、パート5さえ時間配分を守れば大丈夫です。
なぜなら、パート5は解ける問題と解けない問題がはっきりしているので、上級者でなくても時間配分を守り易いのです。
People who —- to the Sakura Fund had their names inscribed on a a memorial plaque.
A:supported
B:donated
C:dedicated
D:purchased
例えば上記問題を、意味で捉えようとすると”inscribe”や”plaque”などの単語を訳すのに苦労すると思います。
ですが、空所後の”to”と結びつくことができるのが、Bの「dedicated」自動詞だけで、あとは他動詞であることさえ知っていれば数秒で解けます。
このように、パート5は解ける問題は一瞬で解け、知らなければいくら考えても正解を選ぶことはできません。
考えてもわからない問題に時間を使うのは勿体ないですし、パート5で時間を消費するのは、その後のパートにも影響するのでオススメしません。
捨てる勇気が大切です。
600点突破のための時間配分の考え方
600点を超えるために必要な考え方は、この2つだけです。
・問題を捨てる勇気
・パート6はコスパが良い
問題を捨てる勇気
何度も言いますが、パート5は知らなければ考えて解けません。
なので、問題を捨てる勇気が大事です。
ただ解けそうな問題に時間を使うよりも、確実に解ける問題を多く解いた方がスコアは上がります。
気持ちはわかりますが、パート5では深追いし過ぎないようにしましょう。
パート6はコスパが良い
パート6は、他のパートと比べて注目されませんが、文章の量に対して問題数が多いのでコスパが良いです。
全部で設問が4問あります。
全部で設問は2問です。
画像にうつっている英文の量はパート6の方が多そうですが、パート7はスクロールの関係で途切れているだけなので、文量は同じくらいです。
それにも関わらず、パート6の方が設問数が多いことがわかります。
つまり、パート6は文量に対して多く問題が多く解けるので、コスパが良いのです。
あまり目立たないパートではありますが、気合を入れて解きましょう。
時間配分に頼らず塗り絵を無くす方法
結局、時間配分を守ったところで「実力が伴わなければ意味がない」ので、少しでも塗り絵を無くす方法について解説していきます。
・パート5は8割は取ろう
・文法は絶対
・WP<を計ろう
それぞれ見ていきましょう。
パート5は8割取ろう
パート5は、わからない問題は捨てようと話しましたが、あくまで捨てるのは5問くらいにしておかないと、600点取れません・・。
なので、パート5はリーディングパートの中で、1番最初に対策しておきましょう。
基礎的な単語や英文法が身に付ている自信があれば、問題を解いていくのがオススメです。
問題を解くことでコツや問題への慣れがつくので、自然とスコアも上がっていきますし、間違えた問題を復習していくことで、知識の幅も広がるはずです。
ただ語彙力や文法知識が抜き落ちているのであれば、パート5を解く前に対策しないと、問題を解くことが苦痛になります。
英単語の覚え方は『TOEIC初心者にオススメしたい効率の良い英単語の覚え方!』を参考にしてください。
文法は絶対
文法に苦手意識があったり、英語にブランクがあるなら、早めに対策しておきましょう。
英文法の知識は、リーディングだけでなく、リスニングでも重要な働きをするので、英単語と並んで最初に学習しておくのがベストです。
英文法の学習で意識して欲しいのは、暗記ではなく理解することです。
暗記は時間もかかりますし、応用が効かず、かけた時間に対して思うような効果は得られないことが多いです。
英文法を学ぶのにオススメの参考書は『TOEIC600点を突破するための文法の参考書4選!これだけでOK!』を参考にしてください。
WPMを計ろう
最後に紹介するのは、WPM(Words Per Minute)を計る方法です。
1分間に読める単語数。
つまり、この数値が高くなればなるほど、速く英文を読めるということでもあり、同じ時間で多くの英文を読むことができることでもあります。
計算式はこれです。
★WPM=単語数÷かかった時間(秒)×60
ちなみに、WPMは150を1つの目安と考えておくと良いと思います。
また、パート7の問題を解くときに時間を計っておき、自分のWPMがどうなっているのかを見たり、記録をつけておくことも大事です。
ぜひ試してみてください。
スタディサプリを使おう!
スタディサプリは、時間配分とは関係ありませんが、リーディングスコアを上げるためのスコアが全て揃っています。
・各パートの対策
・4000問を解き放題
・頻出単語を覚えられる
・英文法を動画で学べる
・初心者用の基礎講義(英文法+単語)
・神授業
スタディサプリであれば、今まで紹介した方法が全て実践できますし、何よりリーディングだけでなくスコアアップに必要な全てが対策可能です。
結局のところ、600点を超えるためには時間配分よりも、文法力や単語力など基礎力が必要とされる場合が多いです。
基礎力もないまま時間配分だけ気にしても意味がありませんから、まずはスタディサプリで600点を超えるための基礎力を磨くのも良いと思います。
今だけ無料で7日間スタディサプリを体験できるので、600点に必要なことを学んでみてください。
最後に
いかがでしたか?
今日は、600点を取るための時間配分について書きました。
TOEICは時間との闘いでもあるので、高得点を取るために時間配分は必須です。
しかし600点であれば「時間配分が無くても取れる」と思うので、それ以外に弱点があると考えが方が良いでしょう。
それよりも、単語力や文法力に課題を感じるのであれば、スタディサプリを試してみてください。
今後の学習に役立つはずです。
今なら無料で7日間使えるので、まずは無料体験から始めるのがお得です。