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TOEIC初心者にオススメしたい効率の良い英単語の覚え方!

こんにちは、わか(@wakatoeic)です!

今日は、これからTOEICを勉強し始める初心者の方に向けて、英単語の覚え方について解説していきます。

この記事を読むメリットはこんな感じだよ!

・英単語の重要性が知れる
・オススメしない単語の覚え方を知れる
・効果のあった英単語の覚え方が知れる

TOEICのスコアアップするために、単語を覚えることは必須だと誰もが知っていますが、闇雲に覚えればいいというわけではありません。

学習効率という面を考えないのであれば、量をこなすだけで良いですが、いち早くスコアアップを望むのであれば、単語の覚え方を知っておかないと損をします。

例えば英単語を効率よく学ぶ人は、1週間に300単語覚えるのに対して、効率が悪い人は50単語しか覚えらないのです。

同じ勉強時間なら多く覚えたいよね

あなたは間違えないよ!と思っているかもしれませんが、意外と多くの人が間違えています。

特に英語が苦手な人やTOEIC初心者の方は、勉強法が定まっていないので間違えてしまう傾向が強いです。

もし勉強した分の効果を得たい、効率よく単語を覚えたいと思うのであれば、ぜひこの記事を参考にしてください。

目次

英単語の重要性

では、まず英単語の重要性から話していきますが、なぜ英単語は口酸っぱく重要だと言われるか考えたことがありますか?

それは、英単語を知らないと、英文が読めないからです。

とても当たり前のことですが、意外と理解していない人が多いと思います。

いきなりですが、この英文の意味を理解できますか?

I am a veterinarian.

ちなみに、この”veterinarian”は獣医という意味の単語です。

結構難しい単語だから、知らなくても気にしないでね

恐らく、この英文の意味を理解できなかった人の多くが”veterinarian”だけわからなかったという人が多いのではないかと思います。

I am a veterinarian.

私は、獣医です。

なので「veterinarian=獣医」ということさえ知っていれば、英文が読めたのです。

TOEICでは、単語の意味が直接問われる問題はほぼありませんから、単語だけで点数が上上がるわけではありません。

ですが、長文の中に”I am a veterinarian”という単語がでてきて、その後「彼の職業は何ですか?」という設問が出題されたら解けますか?

おそらく選択肢の中では”veterinarian”が「動物関連の仕事をしている」とかに変わっていると考えられるので、恐らく解けないでしょう。

「table(机)=furniture(家具)」みたいに書き変わることはよくあるよ

上記は例ですが、英単語を知っているかどうかで、問題を解けるかどうかが決まってしまうのです。

つまり英単語を知っていれば、読める英文が増え、解ける問題が増え、TOEICのスコアが増える仕組みになっています。

凄くざっくり言うとね!

他にも文法や長文対策もしていく必要がありますが、まずは英単語を覚えなければ始まらないということは忘れないでください。

全体の25%は単語学習に費やしている

これは、私のTOEIC学習時間が100時間を突破した時の記録ですが、圧倒的に英単語に時間を使っていることがわかります。

その結果、1ヶ月で127点アップしているから効果がわかるよね

ちなみに、私はスタディサプリを使って勉強しているので、下の記事では100時間でどんな対策をしたのかをまとめています。

良かったら参考にしてください。

>>100時間スタディサプリでTOEIC対策した結果と効果!

英単語の覚え方

ここまでで「なぜ英単語を覚えることが需要なのか」を少しは理解してもらえたと思います。

なので、ここからは具体的な英単語の覚え方について、解説していきます。

ざっくり言うとこんな感じ

①単語は五感を使って覚える
②復習は必ずする
③単語レベルを合わせる

それぞれ見ていきましょう。

①単語は五感を使って覚える

単語は、五感を使って覚えることを徹底することを心がけてください。

五感を使って覚えるというのは、書いたり、見たり、発音したり、イメージしたりしながら、単語を覚えることです。

初心者の方であれば、英単語を書いて覚える人が多いと思いますが、効率よく学習したいならオススメしません。

恐らく中学校・高校と漢字にしろ、英単語にしろ「書いて覚える」と教えられてきたので、そのまま実践している人が多いと思います。

私も最初はそうだったよ

ですが単語を書くのは、この2つの理由で私はオススメしていません。

・TOEICにライティングはない
・読んだ方が速い

TOEICにライティングはない

知っている人も多いと思いますが、TOEICはリスニング力とリーディング力を計るテストなので、ライティング試験はありません。

なので、単語を書いて覚えたところで、単語を書く機会はありません。

ライティングの試験もあるけど、世間一般的に言われるTOEIC=リスニングとリーディングだよ 

また書いて覚えるだけだと、リーディングで出題される単語は対応可能でも、リスニングで聞き取れない可能性が高くなります。

単語対策のほかにリスニング対策をすることは必要ですが、その基礎となるのは「単語の音を捉える」ところから始まります。

なので単語を覚える際に、発音することを忘れていると、単語と音が一致せずにリスニングで聞き取れなくなってしまうのです。

だから書くだけだと不十分なんだね

そのため、書いたり、読んだり、発音したり、イメージし、様々な器官を使いながら英単語を覚えることで、覚えやすく、リスニング対策にもなります。

読んだ方が速い

単語を書いて覚えるのをオススメしないのは、単語を書くよりも、読んだり発音したりする方が1回にかかる時間が少なくて済むからです。

書く:1回
読む/見る:3回

「いや、1回書いた方が覚えるし」という人もいると思いますが、単語は出会った数だけよく覚えるので、多く出会うに越したことはありません。

単語10回書く間に、30回は発音できるね

これは単語に限った話ではありません。

1回だけ読んだ漫画と何十回も読み直した漫画では、覚えている内容の量が違うはずです。

1回だけバイト先に来たお客さんよりも、毎日来る人の顔を忘れませんよね。

それと同じように、単語を覚えられるかどうかは「出会った回数」で決まります。

だから、出会える回数が多いやり方を選ぶんだね

単語を書くことで、運動記憶と連動したり、頭の中が整理される経験はありますが、全部の単語を書いて覚える必要はありません。

読んだり発音するだけでは覚えられない「長い単語」は書いて覚えたりするのも良いと思います。

②復習をしない

あなたは、単語を覚えたら必ず復習をしていますか?

「スコアを速く上げたい」「新しい単語を覚えたい」という気持ちは大事ですが、焦って復習を忘れていいことはありません。

私も前は復習を疎かにしてたよ

では、復習を疎かにすると何が起きるかというと、覚えたはずの単語を忘れてしまうのです。

例えば、やっとの思いで最後までやり遂げた単語帳でも、いざ1番最初にページに戻ると、覚えたはずの単語を忘れてしまっているということがあります。

経験があるかもしれませんが、これはあなただけでなく、私も経験しましたし、復習を疎かにしている全ての人が経験済です。

なぜ覚えたはずの単語を忘れてしまうかというと、人間の記憶は忘れるようにできているからです。

これを上手く説明したのが、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線になります。

忘却曲線は、単語の覚え方のサイトを見ると、色々なところで説明されているよね

忘却曲線

忘却曲線とは、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが提唱した「記憶の忘却を表す曲線」のことを指すことが多いです。

この忘却曲線によると、せっかく覚えた単語も時間が経つにつれて忘れてしまうのです。

・20分後には42%忘れる
・1時間後には56%忘れる
・1日後には74%忘れる
・1週間後には77%忘れる
・1ヵ月後には79%忘れる

なので、仮に100単語覚えたとしても、次の日には26単語しか覚えていないと考えると、いかに人間の記憶が忘れるようにできているかがわかります。

そして、その忘却を食い止める働きをするのが、復習というわけです。

復習をすることで、忘れかけていた単語を思い出すことができ、時間が経っても忘れない単語が増えていくのです。

だから”apple”とかは時間が経っても忘れないんだね

あなたにもずっと忘れない単語があるのは、今まで何度も出会うことで、絶対に忘れない単語として記憶に保存されているからです。

もし覚えた単語を忘れたくないのであれば、短期間で同じ単語を何度も繰り返し覚えることが重要になります。

③単語レベルを合わせる

単語レベルを合わせる、これは単語の覚え方と少し違うかもしれませんが、意外と間違えてしまう人が多いので説明しておきます。

何かというと、目標スコアが高いからといって、レベルの高い参考書を買う必要はなく、現在のレベルに合わせた教材を使うことが大切です。

例えば「目標スコア800点の単語帳」というのがあったとしても、初心者がいきなり買うのはオススメしません。なぜなら、その1冊で初心者から800点までの単語をカバーできるとは限らないからです。

つまり野球未経験者がホームランを打ちたいからといって、バットを力任せに振り回すより、身の丈に合った素振りなどの練習をした方が効率的という話です。

800点を取るためには、400点レベルの単語、500点レベルの単語、600点レベルの単語というように、少しずつステップアップする必要があります。

上の画像の通りですが、頻度としてはこんなイメージです。

つまり800点レベルの単語よりも、400点レベル単語の方が圧倒的に出題される頻度が高いので、より最頻出の単語から覚えるということですね。

レベルの高い単語ばっか覚えても、基礎単語を知らないと意味ないよ 

単語の覚え方まとめ

最後に単語のまとめとして、私の単語の覚え方をまとめてみました。

意識しているのはこの2つだよ

①同じ単語を繰り返し覚える
②五感で覚える

同じ単語を繰り返し覚える

単語は「出会った数だけ覚えるため、復習であったり、同じ単語を何度も繰り返して覚えるということが大切です。

なので、私は100単語ずつに区切り、毎日同じ100単語を3日くらい繰り返し覚えます。

3日間繰り返したら、次の100単語に移るイメージです。

1週間に200単語覚えるイメージだね

そして、7日目は復習の人し、200単語を復習します。

①100単語覚える(月から水)
②次の100単語覚える(木から土)
③200単語の復習(日)

1日100単語は厳しいと思うかもしれませんが、忘れる前提で覚えます。

なぜかと言うと「忘れた/忘れかけていた」単語を思い出そうとすること(想起学習)こそ、脳に定着しやすい学習だからです。

思い出そうとすることが大事なんだね

なので完璧に100単語覚える必要はなく、何か見おぼえある→昨日覚えたな→この単語知ってる!という感じで覚えていきます。

ただ注意するのは、眺めるだけでは意味ないので、しっかり覚える気持ちで挑戦してください。

どうしても覚えられない単語は書いて覚えてるよ

覚える時は五感を使う

最初にも言いましたが、覚える時は五感を使って覚えてください。

・書きながら声に出す
・見てイメージする
・発音しながらイメージする

こんな感じで組み合わせて使ってね

ただ書くだけ、ただ読むだけでは効果はないので、注意してください。

最後に

いかがでしたか?

今日は、TOEIC初心者の方にオススメしたい英単語の覚え方について解説しました。

これからスコアアップを目指す中で、単語の暗記は必須になるので、効率的に覚えられるかがポイントになります。

量で勝負するのも良いですが、今回紹介した覚え方は効果があったので、ぜひ実践してみて下さい。

Twitter(@wakatoeic)もやっているので、気軽に質問してくれると嬉しいです。

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