リスニングで、英文は聞き取れるのに「意味が理解できない」と悩んでいませんか?
・聞き取れるのに、内容が理解できない
・どんな勉強法をすべきかわからない
・意味まで理解できる気がしない
私もL350点を超えた辺りから「聞き取れるけど、意味がわからない」状態になりました。シャドーイングを続けても、意味が理解できるようにならない気がして、めちゃ悩んだのを憶えています。
結論
リスニングで「聞き取れるけど、意味がわからない」のは、リーディング不足が原因です。記事内で詳しく解説しますが、リスニングよりリーディングスコアの方が低くないですか?
この記事を読むメリット
この記事で内容を理解できない理由がわかります。そのため、あとは行動
本記事の信憑性
TOEICリスニングを聞き取れるのに意味がわからない理由
英文は聞き取れるのに「意味が頭に入ってこない」理由を解説します。
・リーディング力が足りない
・聞き取るので精一杯
それぞれ解説します。
リーディング力が足りない
英文は聞き取れるのに「意味がわからない」1番の原因は、リーディング力が足りないからです。
英文を聞き取るためのリスニング力、聞き取った英文を理解するためのリーディング力というイメージです。
リスニング力 | 英文を聞き取る力 |
リーディング | 英文を理解する力 |
Twitterのフォロワーさんに教えてもらいましたが、リスニングとリーディングの点数に差があると、伸び悩むそうです。
なので、リスニングよりもリーディングスコアが低いなら、リーディング対策もしなければ意味まで聞き取れるようになりません。
聞き取るので精一杯
2つ目の理由は、聞き取るのに精一杯で、意味を理解するのに手が回らないからです。
例えば、リスニング中に使える力を100とすると、聞き取るのに80使うと、残り20で意味を理解する必要があります。
聞き取る | 80パワー |
意味を理解する | 20パワー |
一方で、20で聞き取れれば、意味を理解するのに80疲れるので、意味を理解するのが楽になります。
聞き取る | 20パワー |
意味を理解する | 80パワー |
リスニング上級者は、英文の聞き取りに力を使わず、ほぼ意味を理解するのに使うらしいです。
TOEICリスニングで意味まで理解したいなら、英文を聞き取ろうとしなくても、自動で頭に入ってくるレベルに仕上げる必要があります。
TOEICリスニングで内容を理解するための勉強法
TOEICのリスニング内容を理解するには、リーディング力をつけるしかありません。
・単語の瞬発力を鍛える
・シャドーイングを続ける
・音読を繰り返す
それぞれ解説します。
単語の瞬発力を鍛える
リスニングで内容まで理解したいなら、単語の瞬発力を鍛える必要があります。
リスニングの内容まで理解するなら、新しい単語を覚えるよりも(これも重要)、今まで覚えた単語を瞬時に思い出せるかが重要です。
例えば”veterinarian”という単語を聞き取った時、思い出すのに時間がかかるようでは、意味ないのです。
リスニングは「聞き取る→理解する」を高速で繰り返す必要があるため、単語でつまづかないようにしましょう。
単語の覚え方は、TOEICの単語の覚え方!1ヶ月で600単語覚えた勉強法!で解説しています。
シャドーイングを続ける
リスニングの内容を理解するためには、いかに英文を聞き取るのに力を使わないかが重要です。
そのために、シャドーイングしましょう。
・英語を英語のまま理解できる
・意識せずに英文を聞き取れる
英文を自動で聞き取れるようになれば、多少リーディング力がなくても、意味を理解するのが楽になります。
音読を繰り返す
リスニングの内容を理解するために、パート3・4の英文を音読しましょう。
音読で頭から訳す癖をつけて、何度も繰り返してると、リーディングスピードが速くなります。
・英語を英語のまま理解できる
・リーディングスピードが上がる
音読すれば、パート7も速く解けるし、リスニングで意味まで理解できるようになるわで、一石三鳥くらいの価値があります。
まとめ
TOEICリスニングで、英文は聞き取れるのに「意味が理解できない」のは、リーディング不足が原因なことが多いです。リスニング量を最低限キープして、リーディング対策するのがオススメです。