こんにちは!
TOEICは何から勉強すればいいんだろう?と悩んでいませんか?
今日は、そんな悩みを解決します。
TOEICには1から7までのパートがありますが、実は数字通りの順番に勉強していくのは、オススメしません。
なぜなら、各パートの難易度や点数の上げやすさを知っているからです。
ですが、今日は「TOEICの勉強する順番がわからない人」向けに、私が実践した順番と根拠を説明するので安心してください。
勉強する順番を間違えると、思うように点数が上がらず悩むことになるかもしれないので、まずはこの記事を一読してください。
【結論】TOEICを勉強する順番
まずは、結論から説明します。
- 英単語
- 英文法
- パート1
- パート2
- パート5
- パート6
- パート3
- パート7
- パート4
勉強順だけ知りたい人もいると思いますが、順番だけを真似しても意味がありません。
「なんでその順番なのか?」を理解し、自分がこれからする行動の意味を知らなければ、成長には繋がらないからです。
ここからは、勉強する勉強が大切な理由や順番の根拠を説明していきます。
・TOEICで勉強する順番が大切な理由
・最初からTOEIC対策をしない理由
・基礎を固めれば点数はあがる
それぞれ確認していきましょう。
TOEICで対策順が大切な理由
対策する順番が大切な理由は、点数が上がるのが遅くなってしまうからです。
そして、点数が上がるのが遅くなると、挫折します。
だからこそ、勉強する順番が大切にしてほしいのですが、意外と間違えてしまう人が多いので気をつけてください。
実際に、私も間違えて後悔しているので、皆さんは絶対に間違えないようにしてください。
最初からTOEIC対策をしない理由
「TOEICの点数を上げること=TOEIC対策」は異なるものだと理解しましょう。
TOEICは、ビジネス英語に分類されますが、元を辿れば「英語」であり、よりTOEICに特化した英語の勉強が「TOEIC対策」ということです。
つまり、根本は英語を学んでいるということを忘れてはいけないのです。
だからこそ、基礎編と応用編を分けて考える必要があります。
基礎を固めれば点数は上がる
990点満点のTOEICですが、基礎力さえつければ500点は突破できます。
・500点まで:基礎力
・500点から:TOEIC力
イメージとしては、こんな感じです。
大学受験を終えた従妹が、初めてのTOEICで500点台だったので、中高レベルの英語力があれば、500点は突破できるのだと思います。
なので、500点ないのであれば、基礎からやり直すつもりで頑張りましょう。
TOEICの勉強していく順番の理由
次は「勉強する順番の理由」について解説していきます。
- 英単語
- 英文法
- パート1
- パート2
- パート5
- パート6
- パート3
- パート7
- パート4
根拠や理由を知らなければ、自分対策していることに納得ができず「やっぱりこの順番あってるのかな」と心配になるはずです。
理由まで知っておきましょう。
①単語
まずは、単語から勉強していきましょう。
・英語の基礎
・取り組みやすい
・勉強が習慣化しやすい
英単語は、英語の基礎です。
リーディングでもリスニングでも必要になりますし、単語を知らなければ、どんな勉強をしても効果が薄くなってしまうので、最初に勉強します。
5分あれば何単語から暗記できますし、忙しい方でも電車の中や隙間時間に勉強できるので、取り組みやすいのも良いですよね。
細かい時間を積み上げていくことで「勉強の習慣がつく」という点でも、最初に対策しておくのがベストだと思います。
英単語の覚え方は『TOEICの単語の覚え方!1ヶ月で600単語覚えた勉強法!』を参考にしてください。
②英文法
単語の次、もしくは単語と平行して勉強して欲しいのが、英文法です。
・英語の基礎
・英語を理解できるようになる
英文法を理解することで、今まで暗号のように感じていた英文が、理解できるようになります。
また「英文法が苦手=英語が苦手」に直結するので、英語が嫌いな人の大半は、英文法が苦手なんだと思います。
苦手なものを勉強するのは苦痛ですし、英語力を上達させるためには、英文法を学ぶのが1番です。
パート1
TOEICの各パートの中で、1番最初に勉強していくのは、パート1です。
・リスニングパートで1番簡単
・対策することが少ない
リスニングパートは、全部で4パートあり、その中で1番簡単なのが、パート1です。
・パート1(6問):易
・パート2(25問):普
・パート3(39問):難
・パート4(30問):難
つまり、パート1で点数が取れないのであれば、他のパートでも点は取れません。
またパート1は6問しかないので、比較的対策することも少なく、ある程度の問題慣れと頻出単語さえ覚えてしまえば、80%くらいの正答率はキープできるはずです。
パート2
パート1が終わったら、パート2に進みましょう。
・残りのパートに比べて簡単
・コツさえ掴めば一気に点数があがる
パート1と比べると、パート2は数段難しくなりますが、それでも残りのパート3・4のリスニングに比べれば、解きやすいです。
例えば「〇〇サッカーしますか?」と文頭は聞き逃してしまったけど、それ以外は聞き取れたとします。
A:公園でします!
B:友達とします!
C:放課後にします!
このように重要語を聞き逃してしまうと、それ以外を聞き取っても、正解にはたどり着けないのが、パート2です。
一方で「いつ〇〇〇〇?」と文頭だけ聞き取れた場合には、正解しやすくなります。
A:公園〇〇〇!
B:友達〇〇〇!
C:放課後〇〇〇!
つまり、パート2は「重要なところ」だけ聞き取れれば、ほぼ正解できるので、コツさえ掴めば7割位は解けます。
あとは、問題を解いて慣れていくしかありませんが、25問のうち7割くらいはコツで取れるので、早めに対策しておくと、一気にスコアが上がります。
パート1とパート2の勉強法は『TOEICにディクテーションは効果的?今日からできるやり方を伝授!』を参考にしてください。
パート5
パート5とパート2は、どっちが先でも構いません。
ただリーディングパートでは、1番早く対策してください。
・問題数が多い
・短期間でスコアが上がる
簡潔いうと、パート5は問題数が多いわりに、点数が上がり易いからです。
つまり基礎の段階で、単語と英文法ができていれば、あとは問題を解いて、パート5に慣れていけば自然に点数は上がります。
単語力つけて、基礎英文法学んで、問題に慣れれば、8割くらいはすぐに取れると思います。
パート6
パート5が終わったら、パート6です。
・パート5の強化版だから
実は、パート6は長文のイメージがあるかもですが、ほとんどパート5と変わりません。
・パート5:短文穴埋め問題
・パート6:長文穴埋め問題
つまり、パート5に長文読解の要素を加えたのが、パート6というわけです。
で、難易度的に考えても「パート7>>>パート6=パート5」なんですが、点数の稼ぎやすいさで言うと、たいして変わりません。
・パート5+6:36問
・パート7:54問
パート5と6は、慣れてくれば25分以内に解けるようになりますが、パート7で同じ25分で36問解けるかというと、たぶん無理です。
ただ上級者でなくても、パート7は無理だけど、パート5と6なら25分で解けるという人は多いはずです。
つまり、パート5とパート6の方が、より少ない労力で点数を上げやすいので、効率よく点数を上げやすいです。
パート7は問題数が多いですが、その分対策するのにも時間がかかるので、取れるところから勉強した方が良いです。
パート3とパート4
パート3とパート4は、ほぼ内容も同じですし、対策方法も同じなので、まとめて説明します。
・リスニング最難関
・時間がかかる
パート3と4は、リスニングパートの中で最も難しく、時間がかかりかかるので、最後に勉強していきます。
問題数も多く、最終的には対策が必須になりますが、パート1と2で点が取れないなら、パート3と4は無理です。
対策に時間がかかるものは「あとから」勉強するのが鉄則です。
パート3とパート4の勉強法は『TOEICのリスニングはシャドーイングで対策!勉強法やコツを解説!』を参考にしてください。
パート7
パート7も、パート5とパート6が終わったあとであれば、パート3とパート4の前でも構いません。
・リーディング最難関
・対策に時間がかかる
パート7が最後の理由は、パート3とパート4の理由と一緒です。
パート7は、文法力、単語力、長文読解の力が求められるので、パート5とパート6で点が取れないなら、通用しません。
点数が上がり易いところから勉強するのは、どの試験でも一緒です。
自己流で始めるのではなく、真似してみてください。
ちなみに、これからTOEICを勉強する人は『TOEIC初心者用の勉強法!英語が苦手でもマネするだけでOK!』を参考にしてください。
効率よく点数を上げたいなら
「効率よく点数を上げたい」「どの教材を選べばいいかわからない」のであれば、スタディサプリTOEICがオススメです。
スタディサプリTOEICであれば、スコアアップに必要な勉強をすることができます。
・各パートの対策
・4000問を解き放題
・頻出単語を覚えられる
・英文法を動画で学べる
・初心者用の基礎講義(英文法+単語)
・神授業
私も使っていますが、恐らく現時点で最強の教材だと思うので、気になる人は無料体験をしてみるのがオススメです。
まとめ
いかがでしたか?
今日は、TOEICを勉強する順番について書きました。
最初は迷ってしまうことも多いですが、まずは継続することを意識しましょう。
また、効率よくスコアを上げたいのであれば、スタディサプリでのような実績のあるサービスを使うべきです。
もちろん、できるだけお金をかけずに勉強したい。という人もいると思いますが、最終的な目標はスコアを上げることです。