こんな悩みはありませんか?
・パート6の解き方がわからない
・パート6を速く解けるようにしたい
・パート6が足引っ張てる気がする
・パート6は何を勉強すればいいの?
・パート6の英文は全文読んでる?
・文挿入問題が苦手すぎる
Rスコアを伸ばしたいなら、パート6の16問をどれだけ落とさないかが重要です。にも関わらず「文挿入問題が苦手」や「飛ばし読みをしてる」では勿体ないですよね。
この記事を読むメリット
パート6の勉強法と解き方を解説するので、今まで何気なく落としていた問題を正解できるようになります。パート5・7の足を引っ張ることが無くなるので、勉強した成果がスコアに出ます。
本記事の信憑性
私もパート6をないがしろにしていて、最初は8問しか解けませんでした。ですが、最近では9割取れるようになり、今は得点源です。
TOEICパート6の概要
まずは、TOEICパート6の概要を解説します。
・問題形式
・問題数
・配点
・正答数
・難易度
・勉強時間
TOEICパート6の問題形式
パート6の問題形式は、長文穴埋め問題です。
画像のように、長文内に空欄があるので、適切な選択肢を選びます。
画像では、No.131の選択肢しかありませんが、本番の冊子には1つの文章につき、4つの問題があります。
下記サイトで、パート6の問題を実際に解いてみると、イメージしやすいかもしれません。
TOEICパート6の問題数
TOEICパート6の問題数は、16問(旧テストでは12問)です。
パート1 | 6問 |
パート2 | 25問 |
パート3 | 39問 |
パート4 | 30問 |
パート5 | 30問 |
パート6 | 16問 |
パート7 | 54問 |
パート6は、パート5・7に比べて軽視されがちですが、この16問を取り切れないと点数が伸び悩みます。
TOEICパート6の配点
TOEICを1問5点計算とすると、パート6の配点は80点です。
パート1 | 30点 |
パート2 | 125点 |
パート3 | 195点 |
パート4 | 150点 |
パート5 | 150点 |
パート6 | 80点 |
パート7 | 270点 |
パート全体では2番目に少ない配点ですが、スコアアップを目指すなら、確実に80点取れるようにしましょう。
【目標別】パート6は何問正解すればいい?
理想は全問正解ですが、私の模試結果とパート6の素点をまとめたので、参考にしてください。
スコア | 正答率 | 素点 |
502.5点 | 50.0% | 8問 |
600点 | 75.0% | 12問 |
595点 | 75.0% | 12問 |
587.5点 | 62.5% | 10問 |
385点 | 56.3% | 9問 |
630点 | 56.3% | 9問 |
615点 | 43.8% | 7問 |
625点 | 50.0% | 8問 |
675点 | 93.8% | 15問 |
590点 | 56.3% | 9問 |
587.5点 | 43.8% | 7問 |
617.5点 | 81.3% | 13問 |
645点 | 75.0% | 12問 |
705点 | 81.3% | 13問 |
647.5点 | 68.8% | 11問 |
697.5点 | 93.8% | 15問 |
710点 | 93.8% | 15問 |
790点 | 100.0% | 16問 |
707.5点 | 81.3% | 13問 |
815点 | 81.3% | 13問 |
802.5点 | 93.8% | 15問 |
760点 | 68.8% | 11問 |
820点 | 87.5% | 14問 |
簡易版は、こんな感じです。
800点台の時 | 平均14問正解 |
700点台の時 | 平均13.6問正解 |
600点台の時 | 平均11.3問正解 |
500点台の時 | 平均9.5問正解 |
参考にしてください。
【難易度】パート6は難しい?
パート6の難易度は、こんな感じです。
パート | 難易度 |
パート1 | |
パート2 | |
パート3 | |
パート4 | |
パート5 | |
パート6 | |
パート7 |
問題内容自体は難しくありませんが、時間が限られていること、パート6を解き慣れていないと「難しく感じる」かもしれません。
TOEICパート6対策に必要な勉強時間
私がパート6で9割取れるようになった勉強時間は、7時間56分です。
学習内容 | 勉強時間 |
パート7 | 375時間37分 |
英単語 | 301時間40分 |
パート3 | 164時間53分 |
パート4 | 147時間54分 |
パート5 | 67時間28分 |
パート2 | 66時間2分 |
模試&復習 | 63時間43分 |
英文法 | 14時間21分 |
リスニング通し | 12時間 |
パート6 | 7時間56分 |
パート1 | 7時間23分 |
音の変化 | 2時間7分 |
ですがパート6単体ではなく、パート5や7を対策した総合的な結果なので、詳細な勉強時間はわかりません。
参照元:A Teacher’s Guide to TOEIC Litening and Reading Test Preparing Your Students for Success(OXFORD)
パート6が伸びないのは、テクニックや勉強法を知らないからではなく「勉強時間が足りない」のも原因かもしれません。
TOEICパート6の解き方
TOEICパート6は、2種類の問題があり、それぞれ解き方が違います。
- 文挿入問題
- 穴埋め問題
そのため解き方を知らないと、無駄に英文を読んだり、英文を読まな過ぎて答えられないこともあるので、注意してください。
パート6:文挿入問題の解き方
文挿入問題とは、空欄に英文を入れる問題で、パート6の英文1つにつき必ず1問出題されます。
文挿入問題 | 1つの英文につき1問 |
穴埋め問題 | 1つの英文につき3問 |
文挿入問題のポイントは、1つだけです。
・文挿入問題は何問目かを確認する
文挿入問題は、パート5のように空欄の前後を見るだけでは解けず、英文全体の流れから推測しなければいけません。
例えば、文章挿入問題が1問目にある場合は、赤枠までの英文を読めば解けます(例外あり)。
一方で、文挿入問題が4問目にある場合は、赤枠内の全英文を読んで解答する必要があります。
そのため、文挿入問題が何問目にあるかによって、英文を読む量を判断します。
文挿入問題が1・2問目にある場合 | 文挿入問題が解けるまで英文を読み、その後の問題は流し読みも可能。 |
文挿入問題が3・4問目にある場合 | 文頭から全文読む。 |
ちなみに、文挿入問題は3問目に出題されることが多いです。
1問目の出題率 | 9.3% |
2問目の出題率 | 25% |
3問目の出題率 | 37.5% |
4問目の出題率 | 28.1% |
そのため、基本全文読むことが多いです。
パート6:穴埋め問題の解き方
穴埋め問題は、単語を空欄に入れる問題で、1つの英文に3問出題されます。
パート6の穴埋め問題には、2種類があります。
問題パターン | 出題率 |
空欄の前後を見て解ける問題 | 30.1% |
英文の意味や流れを理解する問題 | 69.8% |
模試8回分のパート6を分析した結果、約3割は空欄の前後を見て解くことができます。
一瞬で解ける穴埋め問題
ちなみに、一瞬で解ける穴埋め問題は、同じ語句の異なる品詞が選択肢にある問題です(品詞問題)。
・easy(形容詞)
・easily(副詞)
・ease(名詞)
・easier(比較級)
このような品詞問題は、空欄の前後を見て一瞬で解くことができます。
そのため、品詞問題以外の穴埋め問題は、基本的に文の意味を理解する問題なので、空欄の前後だけで解答すると間違えてしまいます。
パート6のコツや考え方
次に、TOEICパート6のコツや考え方を解説します。
・パート6は全文読むべき?
・パート6の時間配分
・パート6はコスパが良い
・パート6で捨てるべき問題は?
パート6は全文読む?
パート6は、全文読むのがオススメです。
パート6は、空欄の前後だけ見ると正解な気がするのですが、全体の流れとしては不適切な場合も多いので注意が必要です。
もしリーディングの時間が足りない人は、下のページを参考にしてみてください。
パート6の時間配分
リーディングパートの理想的な時間配分です。
パート5 | 10分 |
パート6 | 10分 |
パート7 | 55分 |
もっと早く解ける人もいますが、まずはパート5・6を20分、パート7を55分で解けるようにしましょう。
1問あたりの時間配分
ちなみに、パート6を10分で解くためには、1問あたり37.5秒で解かなければいけません。
パート5 | 約20秒 |
パート6 | 約37.5秒 |
パート7 | 約1分 |
本番は、練習よりも時間がかかるため、普段から時間を意識して解くのが大切です。
パート6は超コスパが良い
パート6は、超コスパが良いのを知っていますか?
例えばパート7で、パート6の英文量なら、問題数は2問くらいしかありません。
ですがパート6なら、同じ英文量で4問解くことができます。
つまり、パート6は超コスパが良いんです。
パート7なら2問 | コスパ普通 |
パート6なら4問 | コスパ超いい |
パート5・7と比べて軽視されがちなパート6ですが、実は短い英文で多く解けるボーナス問題なのかもしれません。
パート6で捨てるべき問題は?
パート6で捨てるべき問題はありませんが、捨てるとしたら4問目にある文挿入問題です。
3問目までの穴埋め問題を英文を読まずに解けるなら、4問目の文挿入問題を捨てることで、パート7で使える時間が増えるかもしれません。
解けない問題は早めに捨てる
パート6に限らず言えますが、解けない問題は捨てましょう。いつまでも迷ってると時間の無駄ですし、1問を迷った時間で塗り絵を2問減らせるかもしれないからです。
TOEICパート6の勉強法
個人的には、パート6の勉強法は無いと思っています。
そのため、パート5・7と重なる勉強法になりますが、私が9割取れるようになった勉強法を解説していきます。
パート6でも単語は重要
知らない単語が多いと、英文が読めなくてストレスを感じることも多いので、早めに対策しておくことが大事です(時間がかかる)。
例えば”I’m a veterinarian”という英文は、形自体は中学1年生でも知っていますが、veterinarianが獣医だと知らなければ、英文を理解できません。
このように単語を知らないだけで、正解できなくなってしまうため、単語を覚える必要があります。
単語は五感で覚える
単語は書いて覚えるだけでなく、見る・発音する・イメージするなど、五感をフル活用することで、効率よく覚えることができます。
・書く×発音する
・見る×発音する×イメージする
・発音する×イメージする
・イメージする×発音する
単語と意味を1対1で覚えると忘れますが、様々な体験(記憶など)と一緒に覚えることで、単語を忘れにくくなります。
単語の覚え方は「TOEICの単語の覚え方!1ヶ月で600単語覚えた勉強法!」で解説しています。
パート6は文法力ないと無理
パート6は、文法力が無いと解けない問題ばかりなので、苦手な自覚があるなら早めに対策しておきましょう。
例えば、設問131が品詞問題だとして、選択肢が副詞・形容詞・動詞・前置詞だとしたら、どれが正解になりますか?
答えは、形容詞です。
空欄の前には前置詞があり、空欄後には名詞があることを考えると、名詞を修飾する形容詞が正解になります。
このようにパート6では、文法知識の有無で正解が決まる問題も多いです。
英文法の学び方
パート6の英文法問題は、パート5の問題を解いて身につけるのが1番です。
英文法を全て覚えるのは無理(990点レベル)なので、TOEICに出るような基礎的な英文法を動画で学ぶのがオススメです。
・サクサク進める
・英語の核をイメージできる
参考書は深く学びたくなったらオススメですが、文字が多くて、英文法が苦手な人にはストレスかもしれません。
英文法が苦手なら、スタディプリを選んでおけば間違いありません。
どんなことが学べるか気になる人は、下のリンクを参考にしてください。
問題を解きまくる
単語も覚えて、文法も理解できるのにパート6が苦手な人は、多くの問題を解いて慣れていくしかありません。
特に文挿入問題はパート6特有なので、苦手なら慣れるしかありません。
英文を音読
パート6の英文を速く読めない人は、パート7の英文で音読するのがオススメです。
・英語を英語のまま理解できる
・英文を読むストレスが減る
・リスニングの点数がUPする
英文を読む時、いちいち日本語に訳していませんか?
例えば、英文をいちいち日本語に訳していると、理解するまでのステップが多く、読むのが遅くなってしまいます。
・英文を読む→日本語に訳す→理解する
この「日本語に訳す」ステップを音読をすることで減らすことができます。
・英文を読む→理解する
いわゆる「英語のまま理解する」ですが、日本語に訳す手間が無くなるので、英文を読むスピードも上がります。
だからこそ、英文を読むのが遅いなら、音読がオススメです。
音読のやり方を知りたい人は「音読でTOEICのスコアアップ!驚くべき効果と勉強法について」で解説しています。
TOEICパート6にオススメの教材
パート6のスコアアップを目指すなら「何を」勉強するかだけでなく「何で」勉強するかも考えなければいけません。
つまり、教材選びです。
そんな選び方していると、失敗しますよ。
例えば、東京から大阪に行くなら新幹線を使いますが、隣りの影木へ新幹線は使いませんよね。
教材選びも一緒で、レベルや目的によって使う教材を変えなければ、無駄な参考書が本棚に増えるだけです。
こんな経験ありませんか?
・次々に新たな参考書を購入してしまう
・使わなかった参考書がある
・参考書のレベルが高すぎる
・解説が少なくて理解できない
・自分の対策したい内容と違う
・同じような参考書を購入してしまう
点数が上がらない不安も分かりますが、次々に新しい参考書を購入したところで、スコアアップはできません。
選べば間違いない教材
とりあえずTOEIC800点までなら、スタディサプリTOEICを選べば間違いありません。
スタディサプリだけで、TOEICに必要なことを全て学ぶことができます。
・最頻出1410単語が学べる
・英文法を動画で学べる
・全パート対策を網羅
・公式問題集10冊分の問題
・初心者用コンテンツ豊富
・カリスマ講師の神授業
・300本以上の動画見放題
参考書選びに時間をかけるのも、解説の少ない参考書を使うのも自由ですが、目標スコアを達成するのに時間がかかってしまいます。
それでは、本末転倒ですよね。
・次のテストでRスコアを上げたい
・就活でホワイト企業に就職したい
・今より条件の良い企業に転職したい
・子どもいるし昇進して年収上げたい
TOEICを勉強する目的は違いますが、スコアアップしたい気持ちは一緒のはずです。
・アプリ1つで全対策できる
・動画で学べるからわかり易い
アプリなら忙しくても勉強できますし、教材も選ぶ手間も短縮できて、動画で学べるから超オススメです。
12ヶ月パック | 6ヵ月パック | 月々支払い | |
クレジット決済 | 2,728円 一括(32,736円) |
3,058円 一括(18,348円) |
3,278円 |
キャリア決済 | × | × | 3,278円 |
Applestore | × | × | 3,700円 |
スタディサプリの料金は高い?で解説していますが、参考書よりも料金が高いですが、アプリ1つで点数UPするなら、必要な自己投資ですよね。
実際に、私はスタディサプリだけでTOEIC500→850点を取れました。
正直、勉強法や教材に悩むなら、参考書よりも高くてもスタディサプリを選ぶできです。
公式問題集 | 3,300円 |
単語帳 | 979円 |
概要本 | 2,420円 |
文法書 | 1,672円 |
更に参考書を選ぶ手間や追加の参考書を購入してると、値段以上に高くつきますよね。
スタディサプリTOEICは、1週間無料なので「自分には合わないから使わない」という風に体験してみて決めることができます。
TOEICスコアを上げたいなら、まずはスタディサプリで「あ、確かにこれなら点数UPするな」という授業を受けてみてください。
まとめ
TOEICパート6を攻略したいなら、この4つを対策するだけです。
- 必要な単語を覚える
- 英文法を動画で学ぶ
- 問題を解いて経験値を貯める
- 音読でリーディング力を上げる
やることはシンプルですが、失敗したくない人は、プロ講師から動画で学べるスタディサプリTOEICがオススメです。
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