こんな悩みありませんか?
・オーバーラッピングは効果あるの?
・やり方が合ってるのか不安
・どのくらいの期間で効果が出るの?
・シャドーイングでなくても効果ある?
・スコアが上がるのか心配
TOEIC対策ではシャドーイングがオススメされることが多いですが、実際にやってみると意外と難しいので、無理してやる必要はないです。
そこで今日は、TOEIC対策に効果的なオーバーラッピングのやり方を解説するので、参考にしてください。
結論
私が実践していたオーバーラッピングのやり方は、下記の通りです。
- 問題を解く
- 音声を口ずさんでみる
- 音声と一緒に発音する
- 何度も繰り返す
- 上手く発音できない部分を確認
- 弱点を把握
- シャドーイング
詳しくは、記事内で解説しています。
この記事を読むメリット
TOEIC対策に効くオーバーラッピングのやり方を知れます。そのため「効果があるのかな?」という不安が無くなり、シャドーイングが難しい人でもリスニングスコアが上がります。
本記事の信憑性
オーバーラッピングとは?
音声と同時に発音するリスニングの勉強法。
TOEIC対策では、シャドーイングやディクテーションがオススメされていますが、オーバーラッピングも効果があります。
シャドーイングとの違いは?
音声から少し遅れて発音する勉強法。影のように追いかけることから、シャドーイングと言われる。
オーバーラッピングとシャドーイングの違いは、同時に発音するか・少し遅れて発音するかです。
オーバーラッピング | 同時に発音 |
シャドーイング | 少し遅れて発音 |
シャドーイングは少し遅れて発音する分、オーバーラッピングよりも難しいですが、通訳の人も実践する効果的な勉強法です。
詳しくは「TOEIC対策にシャドーイングは効果ある?130点UPしたやり方を紹介」で解説しています。
ディクテーションとの違いは?
音声を聞き、ノート等に英文を書き取る勉強法。
オーバーラッピングとディクテーションの違いは、発音するか、書き取るかです。
オーバーラッピング | 音声と同時に発音 |
ディクテーション | 音声を聞き、ノートに書き取る |
ディクテーションは、聞くことに特化した勉強法で「どこが聞えないのか」というリスニングの弱点を探すことができます。
詳しくは「【130点UP】TOEIC対策に効果的なディクテーションのやり方を解説」で解説しています。
オーバーラッピングはTOEIC対策に効果は?
L | R | スコア | |
19年12月 | 325 | 177.5 | 502.5 |
21年4月 | 455 | 395 | 850 |
TOEIC対策ではシャドーイングが推奨されることも多いですが、オーバーラッピングでもしっかりと効果がでます。
次に、オーバーラッピングの効果について解説していきます。
・始めやすくて続けやすい
・英語のリズムに慣れる
・発音が綺麗になる
始めやすくて続けやすい
オーバーラッピングは、始めやすく続けやすいのが特徴で、リスニングが苦手な人でも挫折しません。
シャドーイングもディクテーションも、効果の高い勉強法ですが、その分リスニングが苦手な人にはストレスが強い勉強法です。
こんな風に多くの人が悩みます。
・音声が速すぎて口が回らない
・全然上手くできない
・やり方が合ってるのかもわからない
いくら効果的な勉強法でも、継続できなければ意味がありません。
TOEICスコアは簡単に上がるものではないからこそ、継続できる勉強法がオススメです。
英語のリズムに慣れる
オーバーラッピングをすることで、英語のリズムに慣れることができます。
音声と同時に発音することは、隣にコーチがいる感覚に近いかもしれません。
イメージとしては、100m走をウサイン・ボルト選手(100m走世界記録保持者)にロープで引っ張ってもらいながら走る感じです。
自分ひとりでは無理なスピードでも、引っ張ってもらうことで理想的なスピードを体感することができます。
特にTOEICパート3・4は英文も長く速いので、英語のリズムや速さに慣れるためにも、オーバーラッピングが効果です。
発音が綺麗になる
オーバーラッピングをすることで、発音やイントネーションが綺麗になります。
オーバーラッピングは、音声と発音やイントネーションが違うとすぐに気づけます。
例えば”what”も「ワット」と発音しがちですが、実際は「ワッ」くらいにしか発音しません。そのため「ワット」と発音していると「ト」分が多いので、発音やリズムがズレてしまいます。
発音やイントネーションのズレを修正することで、TOEICでも聞こえる音が増えていきます。
・英語のリズムに慣れる
・発音が綺麗になる
【130点UPした】オーバーラッピングのやり方
次に、TOEIC130点UPしたオーバーラッピングのやり方を解説していきます。
- 問題を解く
- 音声を口ずさんでみる
- 音声と一緒に発音する
- 何度も繰り返す
- 上手く発音できない部分を確認
- 弱点を把握
- シャドーイング
問題を解く
まずは、TOEICリスニングパートの問題を解いてみましょう。
まずはパート3・4を試してみて、難しいようであればパート1・2でも構いません。
音声を口ずさんでみる
問題を解いて答え合わせをしたら、オーバーラッピングの準備をするために、音声を口ずさんでみてください。
リスニングが苦手な人は、最初からオーバーラッピングに挑戦するのではなく「鼻歌」のように音声を口ずさむのがオススメです。
口ずさむことで、音声のスピードになれてオーバーラッピングし易くなります。
音声と一緒に発音する
3回くらい口ずさんだら、音声と一緒に発音してみましょう(オーバーラッピング)。
オーバーラッピングは英文を見て行い、自分の発音やイントネーションを音声に重ねて、正しい発音に修正していきましょう。
何度も繰り返す
オーバーラッピングは、1回で終わりではなく、何度も繰り返してください。
上手く発音できない部分を確認
オーバーラッピングを何度も繰り返していると、中には「何度も発音しても上手くできない」英文があります。
上手く発音できない、音声とずれてしまう所にチェックすることで、自分の弱点がわかります。
弱点を把握する
上手く発音できない箇所にチェックを入れたら、次は弱点を把握しましょう。
上手く発音できない理由は、例えばこんな理由があります。
①そもそも単語を知らない
②自分の発音が違った
③教材レベルが高く、音声が速い
④音の変化を知らない
発音できない理由がわかれば、対策も「リスニング力を高める」という曖昧なものから、より具体的な対策に変わります。
①単語力を身につける
②正しい発音を練習する
③教材を変える、音声を0.8倍速にする
④音の変化を学ぶ
①から③は割とシンプルですが、④の「音の変化を学ぶ」はTOEICの参考書では解説されていないことも多いので注意が必要です。
音の変化
音の変化とは、リスニング上のルールみたいなもので、知っておくと英語が聞き取り易くなります。
1種類だけ紹介すると、音の変化には「連結」というものがあります。
単語同士が連結して「まるで1つの単語」のように発音される音との変化のこと。
例えば”pick it up”という熟語は日本人なら「ピック・イット・アップ」のように発音しがちですが、実際は「ピッキラ」のように発音されます。
これは「子音で終わる単語+母音で始まる単語」は連結するというルールによって、1つの単語のように聞こえる音の変化が起こっています。
このように音の変化を知っていれば「どうしてそう聞こえるのか?」の原因を理解できますが、知らないと一生悩みます。
たったルールを知らないだけで。
だからこそ、音の変化を学ぶことが重要です。
音の変化を学びたい人は「スタディサプリの日常英会話について徹底解説!を参考にしてください。
何度も繰り返す
弱点がわかったら、克服できるように繰り返しましょう。音の変化など、他の対策が必要な場合は、早めに学んでおくのがオススメです。
シャドーイングまでやるのが効果的
オーバーラッピングをやったら、続けてシャドーイングまでやるのがオススメです。
シャドーイングが苦手な人は、英語のリズムや発音が原因だったりするので、オーバーラッピング後だとやり易くなります。
なので、オーバーラッピング→シャドーイングの順で進めてみてください。
・集中力が上がる
・発音を良くなる
・英文を頭の中でキープできる
・リスニングの自動化
シャドーイングは、パート3・4で紹介されることが多いですが、どのパートでも効果があります。
- 問題を解いて答え合わせ
- 音声だけでリスニング
- 口ずさんでみる
- シャドーイング
- 英文を精読する
- 英文を見ながらシャドーイング
- 英文無しでシャドーイング
最初は難しいかもしれませんが、挑戦するだけの効果があります。
シャドーイングのやり方は「TOEIC対策にシャドーイングは効果ある?130点UPしたやり方を紹介」で解説しています。
オーバーラッピングでTOEICスコアを上げるコツ
次に、オーバーラッピングでTOEICスコアを上げるコツを解説します。
・最初から完璧を求めない
・意味は理解できなくてOK
・オーバーラッピングで終わらない
最初から完璧を求めない
オーバーラッピングをする時は、最初から完璧を求めないようにしましょう。
大切なのは、オーバーラッピングを何度も繰り返して完璧に近づけることで、最初から完璧では、勉強する意味がありません。
意味は理解できなくてOK
オーバーラッピングの最中は、英文の意味を理解できなくてもOKです。
英文を意味まで理解するためには、リスニング以外にリーディング力も必要です。
一度に複数の対策は難しいので、まずはオーバーラッピングだけに集中しましょう。
オーバーラッピングで終わらない
オーバーラッピングは取り組み易いですが、それだけで終わらないようにしましょう。
TOEICリスニングパートを上げるためには、オーバーラッピングだけでなく、他の勉強もする必要があります。
・単語
・英文法
・リーディング力
・音読
オーバーラッピングだけでなく、その他の勉強もすることで、結果的にリスニングスコアが上がるのでオススメです。
オーバーラッピングとシャドーイングはどちらがオススメ?
個人的にはシャドーイングですが、難しい場合はオーバーラッピングから始めてください。シャドーイングをする前に、少しオーバーラッピングをするだけでも全然違います。
オーバーラッピングにオススメの教材
オーバーラッピングができる教材はいくつかありますが、あえて1つだけ紹介するなら「スタディサプリTOEIC」が最強です。
スタディサプリTOEIC
オーバーラッピングするなら、スタディサプリTOEICが最強です。
実際に、私はスタディサプリだけを使ってTOEIC350点UPできました。
L | R | スコア | |
スタサプ開始前 | 325 | 177.5 | 502.5 |
スタサプ開始後 | 455 | 395 | 850 |
スタディサプリを使った多くの人が、TOEICでスコアアップできています。
結果オープン!
この前より、
リスニング+65点、
リーディング+10点!
やっと700点台になった〜😍
ずっと600点台だったけど遂に!😂
リーディングは伸びてないけど😅
#TOEIC#スタディサプリ Day100 pic.twitter.com/8ItpVQP1WQ— ずん@TOEICアカウント (@MYGDjmNz484bKvk) October 21, 2019
この前受けたTOEICの結果。3月445➡︎今回610。凄い伸びた!
100点くらいはスタディサプリの関先生のおかげだと思う。次の目標は700点。
Keep going!#TOEIC pic.twitter.com/CHN2VYR8jw
— たきぽん⛳️メンタル強化中⛳️ (@takkipon) December 3, 2019
スタディサプリでTOEIC対策を208日した結果。
【素点】
パート1:5→6
パート2:17→21
パート3:27→27
パート4:19→21
パート5:15→29
パート6:8→16
パート7:20→41L:68→75
R:44→87【スコア換算(平均)】
スコア:(L)325→367.5
スコア:(R)178→422.5
合計:503→790 pic.twitter.com/6gPl7Zc6VU— わか@TOEIC800点目指して勉強中! (@wakatoeic) June 28, 2020
正直、Fラン卒の私でもTOEIC850点を取れたのだから、誰でも取れます。
もうこんなことで悩むのはやめませんか?
・リスニングのスコアが上がらない
・リスニング力が上がってる気がしない
・音の変化って何?
・シャドーイングが難しい
・オーバーラッピングの勉強法が知りたい
スタディサプリなら、アプリ1つで全ての対策が可能です。
・最頻出1410単語を学べる
・英文法を動画で学べる
・各パートの勉強法やコツを学べる
・カリスマ講師の神授業が受け放題
・初心者用の基礎講義(英文法+単語)
・300本以上の動画解説が見放題
半年後や1年後に「あの時勉強しておけば良かった」と後悔する前に、今からスコアアップしてみませんか?
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まとめ
オーバーラッピングのやり方をまとめました。
- 問題を解いて答え合わせ
- 音声だけでリスニング
- 口ずさんでみる
- シャドーイング
- 英文を精読する
- 英文を見ながらシャドーイング
- 英文無しでシャドーイング
シャドーイングが難しい人は、オーバーラッピングから始めるとやり易くなるので、試してみてください。
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