スコアアップ・勉強法

TOEICで時間が足りない人必見!時間配分で50点アップ?

こんにちは、パエリアです。

皆さんは「最後まで問題を解ききれなかった・・。」という経験はありますか?

TOEICを受験したことがある人なら、誰もが同じような経験をしたことがあるのではないでしょうか。TOEICは問題数のわりに時間が少ないので、最後の方の問題は塗り絵でおわってしまうこともあります。

時間があれば解けた問題もあったかもしれません。そう考えると、すごく勿体ないと思いませんか?

そこで今日は、TOEICで時間が足りない人に向けて、時間の考え方とコツを紹介していきたいと思います。ぜひ、参考にしてください。

なぜ時間配分が重要なのか?

TOEICでは当たり前のように「時間配分が大切」と言われます。ですが、なんで大切なのか知っていますか?まずは時間配分が大切な理由から考えていきましょう。

理由はTOEICの特徴にある

時間配分が大切な理由は、TOEICの特徴と関係しています。それはTOEICが、初級者から上級者まで一緒のテストを受けることです。

つまりTOEICでは、初心者でも解けるような簡単な問題から、上級者じゃないと解けない問題まで、1つのテストで一緒になっている点です。

そのため、600点レベルの人が900点レベルの問題に時間をかけてしまい、結果的に時間が足りず、最後の方の問題が塗り絵で終わってしまうのです。

英検のように合否判定があれば、すべての問題を解く必要がありますが、そうではありませんので「解ける問題解き、解けない問題は捨てる」といった時間配分の戦略が、TOEICでは必要になるのです。

スコアを伸ばす具体的な時間配分の方法

ここからは、具体的に時間配分の方法を書いていきます。しっかりと理解し、スコアを伸ばしましょう。ただ1点勘違いして欲しくないのが、時間配分はスコアを上げる方法ではなく、スコアを伸ばす方法です。実力を出し切る方法をお伝えすることはできますが、実力以上のものは期待しないようにしましょう。

全ての問題を解くのを諦めるのが第一歩

時間配分で1番楽に改善できることは、すべての問題を解くのを諦めることです。何言ってんだろうと思うかもしれませんが、これが凄く重要です。

もっとわかりやすく言い換えると「自分のレベルを把握する」と言うことでもあります。

そもそもTOEICの全ての問題を時間内に解くためには、850点程度の実力が必要だとされています。なので、それ以下のスコアであれば、全ての問題を解くのではなく、解ける問題を時間をかけて解いた方がよいのです。

解ける問題と解けない問題を区別し、解ける問題に時間をかけて、確実に点数を伸ばしていくことで、1問あたりに費やす時間が増えるため、ミスが起こりづらく、点数が上がります。

時間さえあれば確実に点数は上がる

TOEICが難しいとされている理由を知っていますか?

答えは単純で、テスト時間の割に問題数が多いからです。ほとんどの方が時間内にすべての問題を解くことができていません。無理やり解くこともできますが、正答率は低いでしょう。

「速く解いて、沢山解く」これがTOEICで高得点を取るために必要なことですが、これは万点を目標にしている人が目指せばよいと、私は思っています。

目標スコアが600点であれば390点、700点であれば290点、800点あれば190点分を間違えても良いのです。

つまり、捨てる問題を決めることができれば、時間がなくて目標点数に届かないことはありません。それでも目標スコアを達成できないのであれば、根本的な実力不足かもしれません。

ちなみに、理想的な時間配分はこんな感じです。

・パート5:10分
:パート6:10分
:パート7:55分

各パートごとの優先順位をを決めよう

どのパートから解いていくかと言うのも、時間配分を意識する上で重要になります。ここからは、優先的に解いていくパートの順番について説明していきます。

Part5:短文穴埋め問題30問
Part6:長文穴埋め問題16問
Part7:長文54問(1つの文書29問、複数の文書25問)

TOEICのリーディングは、上記形式で構成されています。パート7、5、6という順番で問題数が多く、スコア割合も多くなっています。

当たり前ですが、どれだけ問題数が多いパートで問題を解くことができるか。これがスコアに直結します。

ではパート7から優先的に進めていくのかと言うと、そうではありません。問題数が多いということは、それだけ難しい問題(990点レベル)も含まれていることになります。

なので、私がオススメしているのがパート5、6、7の順番です。次に、なぜこの順番で解いていくのかを説明していきます。

パート5から解いていく理由

パート5から解いていく理由は、速く問題を解くことができるからです。そして、パート6もパート5に比べると時間がかかりますが、パート7よりも早く解くことができます。

なので、パート5、6、7の順番で解いていきます。

点数配分の大きいパート7から取り掛かるのも良いですが、パート7はリーディングパートで1番難しいので、なかなか解けずに時間をかけすぎてしまう傾向にあります。

「パート7は解き終わったけど、パート5と6が全く終わっていない」では本末転倒です。また、パートはひっかけ問題や難しい問題が散りばめられていることが多く、時間をかけても問題を解けるかは微妙なところです。

そうならないためにも、比較的速く解き終わるパートを優先的に進めるのが良いでしょう。

TOEICの基本的な時間配分について

TOEICのリーディングパートの所要時間は、75分です。そのため、TOEICの基本的な時間配分は、パート5に約10分、パート6に約10分、パート7に約55分の振り分けになります。

パート5:10分/1問あたり:20秒
パート6:10分/1問あたり:40秒
パート7:55分/1問あたり:60秒

なので1問あたりの時間は、パート5が20秒、パート6が40秒、パート7が60秒と解く必要があります。パート7は長文ですので、4問なら4分、5問なら5分になります。

上記の時間配分通りで解くことができれば、最後まで解き終わることができますが、850点以上のレベルが無いと難しいと思います。

そのため、自分の実力を客観的に考えた時に、850点取る実力がないのであれば、全ての問題を解くのは諦めて、他の問題に時間を使って確実に点数を伸ばしていきましょう。

時間配分は「捨てる」ことが重要

適切な時間配分ができないと、時間が足りなくなってしまい、結果的にTOEICの点数が伸びないと説明してきました。

そのためには、自分の実力では解けない問題を諦め、確実に解ける問題を解くことでスコアが上がります。

そこで重要となってくるのが「どの問題を捨てるのか」ということです。

難しいと思った問題を全て捨てるのでは、点数は上がりません。かといって、その逆では時間がかかってしまいます。なので、次からはパートごとの捨てる問題について説明していきます。

Part5で捨てる問題・諦める問題

事前にある程度、捨てる問題を決めておくと、本番でもスムーズに進めてることができます。パート5は短文の穴埋め問題です。英文の一箇所が空欄になっているので、AからDの選択肢から、空欄に入る選択肢を選ぶ問題になります。

パート5には「文法問題」と「語彙問題」の2種類に分類され、基本的には語彙問題を捨てることをオススメしています。

理由は、語彙問題は単語を知っているか、知らないかで正解が左右されるので、いくら考えたところで正解には導けないからです。

逆に文法問題は単語を知らなくても、解くことができ、更に全文を読む必要がないため時間がかからないという点もあります。

そのため、パート5の語彙問題で、なおかつ選択肢がわからない単語であれば、解けないので、その問題は捨てて違う問題でよいでしょう。

文法問題

文法問題:文法的に合っているのかを見極める問題のため、全文読む必要はなく、前後のつながりをみて判斷することができる。

Part5文法問題

【解説】

①空欄の前に定冠詞のtheと形容詞のinitial(最初の)があることから、空欄には名詞が入ることが分かります。形容詞が修飾できるのは、名詞のため。

②選択肢を確認するとすべて動詞のため、その中で名詞としても使えるのはestimate(見積)のみのため、(C)が正解となります。A,B,Dの選択肢の名詞形は、prediction(予測)、expectation(予想)、evaluation(評価)です。

【英訳】

その建設計画の総工費は最初の見積の倍以上だった。

語彙問題

語彙問題:文法的にはあっているか、英文の意味として適切な選択肢を選ぶ必要があるため、全文読む必要がある。

Part5語彙問題

【解説】

①まず選択肢はすべて動詞の過去形です。そのため、空欄後のa sample(サンプル)が目的語だと判斷することができます。

②目的語にできるのはrequested(依頼した)のみのため、正解は(B)になります。askedを「依頼した」という意味で使う場合には「人」が目的語になります。「物を依頼した」という意味で使う場合には、asked for a sampleのようにforをつける必要があります。

また、inquiredは「たずねた」、contactedは「連絡した」という意味で、目的語であるサンプルに対して使う動詞としては意味的に通じません。

【英訳】

顧客は新製品のサンプルを依頼した。

パート6で捨てる問題・諦める問題

パート6は、パート5と同じように空白の部分に、AからDの選択肢のうち最適な英文を選部問題です。Part5よりも問題文も長く、選択肢の英文も長いですが、問題の解き方はそこまで変わりません。

またパート6は、文法問題と文章問題の2パターンに分類することができます。基本的には文章問題が多い傾向にあります。そのためパート6の解き方は、基本的に英文を全て読んでから選択肢を選んでいく必要があります。

そのため、問題の構成次第では問題を捨てて良いかもしれません。

例題

part6_練習問題

例えば、上の画像のような問題が3セットほど出されます。そして、その英文のなかに3箇所から4箇所ほど空欄があります。

英文をみて、文法問題なのか、文章問題なのかを判断します。方法は、AからDの選択肢を見ます。その時に選択肢が品詞が一緒であれば文章問題の可能性が高いです。

例えば問題131、conference(会議)、assignment (任務)、assignment (任務)、accommodation (宿泊設備)などの品詞が一緒で、意味が違うパターン。これは文章を読まないとわからない文章問題です。

選択肢に同じような単語があれば、文法問題の可能性が高いです。

例えば132は空欄のところだけみれば、答えがわかります。接続時である「and」より後ろで「will」が使われていることから、未来時制だと判斷できるので(D)が正解となります。

※だたし、時制を問う問題では、全文読まなければ判斷できない問題もあります。

パート7で捨てる問題・諦める問題

パート7は難易度も高く、問題数も多いです。そのため、事前に捨てる問題や諦める問題を決めておくことで、時間配分がうまくいきます。パート7は1つの文章で、2問から5問の質問があり、最適な選択肢を選ぶ問題です。また、シングルパッセージとダブルパッセージ、トリプルパッセージがあります。

シングルパッセージ(1つの文章)

1つの文章から問題を出題
問題数の目安:1つの文章で問題が2問が4題、問題が3問が3題、問題数が4個が3題

ダブルパッセージ(2つの文章)

2つの文章から問題を出題
問題数の目安:問題が5問が2題

トリプルパッセージ(3つの文章)

3つの文章から問題を出題
問題数の目安:問題が5問が3題

パッセージごとの難易度

基本的には、シングル、ダブル、トリプルの順で難易度が高くなると考えてください。ただし、シングルパッセージの難しい問題とトリプルパッセージの簡単な問題ですと、シングルパッセージの方が難しい傾向があります。

また1つの英文につき、2問から5問出題されますが、最初の問題の方が比較的簡単で、最後の問題は比較的難しい傾向があります。

基本的にTOEICの長文は難しい順に並んでいることが多いため、シングル、ダブル、トリプルパッセージを始めるときは前の方から解いていくことをオススメします。

また設問数が少ないほど簡単な問題と考えて問題ありません。

なのでパート7を進めていく順番は

①シングルパッセージで簡単な問題(問題が3問以内)
②ダブルパッセージの最初の1題
③あとは、自分が読めそうな文章。もしくは、問題数の多いトリプルパッセージ。

NOT問題に注意

パート7が苦手な方は「NOT問題」を見つけたら、思い切って問題を飛ばしてしまうのもスコアアップのために必要な戦略です。

長文問題の解き方は、英文を読む前に設問を先に読んで、文章を読みながら答えが見つかった時点で回答する。この進め方で大体の問題は解くことができます。

NOT問題は、文章内で「言っていない」「書かれていない」ことを探す問題です。記載されているすべての英文を読んだところで、答えは書かれていません。そのため、全ての選択肢を1つ1つ確認し、書かれていない選択肢が正解になります。

つまり、全ての選択肢を確認する必要があるので、めちゃめちゃ時間がかかってしまうのです。なので、NOT問題に時間をかけるよりも、他の問題に時間を使ったほうがスコアが上がります。

「NOT問題に時間をかけて正解した、でも時間が足りなくなった」よりも「NOT問題は間違えた、でも時間内に解き終えることができた」の方が、総合的に見れば高い点数が出やすいということですね。

理解できても時間配分を実行するのは難しい

RyanMcGuire / Pixabay

ここまで時間配分の重要性と具体的に何が必要なのかについて、書いてきました。おそらく、何となくでも時間配分を理解できたのではないでしょうか。全部解く実力がないのであれば「捨てる問題」を判断する、実力があるのであれば「時間通りに進められるようにコントール」することが必要です。

ただ頭で理解するのは簡単ですが、今回説明してきた内容を本番でいきなり実践するのは意外と難しいです。そのためには、少しでも多くの問題を解き、形式やTOEIC特有のパターンを覚えていくしかありません。

そうすることで、英語耐性力もつき、英文の中から情報を探したり、英語を英語の語順のまま、日本語に置き換えずにイメージをつかんでいくことができるようになっていきます。

英語耐性力とは?

偉そうに書いていますが、ここで言う英語耐性力とは「体力」のことです。

TOEICのスコアアップには、英語力だけでなく体力も必要です。普段全く英語に触れていない人が、英文を読もうとしてもスムーズに読むことは難しいでしょう。それが単語力や文法が備わっていたとしてもです。

経験があるかもしれませんが、昔できたことでも時間が経ってから同じようにしても、できないことがありませんか?私の場合、高校生まで部活動で鍛えていたので持久走は自信がありましたが、今では少し走るだけで苦しくなってしまいます。笑

なので、英語を勉強する体力をつけるためにも、少しずつ始めるのが良いでしょう。いきなり本番と同じように2時間ぶっ続けで問題を解くのは大変です。

根本的な解決をしよう

また時間配分や捨てる問題など、TOEICで実力を出し切るためには、そういった戦略も必要です。しかし、それでは根本的な解決になっていません。どういうことかと言うと、時間ないに解き終わらない人が考えるべきは、時間配分よりも問題を解くスピードを上げることです。

リーディングスピードを意識しよう

WPMを知っていますか?WPM(words per minute)とは、1分間に何語の英語を読むことができるかという読解速度の単位です。そして、TOEICで全問解けるくらいのスピードは、155くらいです。なので、時間が足りないのであれば、このWPMを上げていくしかありません。

WPMを上げる方法

WPMを上げる方法ですが、時間を計って問題を解くことです。常に速く解くということを意識して、解く癖をつけてください。また、自分が1分間でどのくらい英文が読めるかを、模試などを使って、調べて記録をつけることで、成長が客観的に確認できます。

TOEIC対策は楽じゃない

WPMを上げる方法を紹介しましたが、本当はもっと具体的な方法もあります。ですが、その課題は一人ひとり違うので、対策も異なるのは当然です。

特にスコアアップしたいのであれば、時間配分を気にするもの大切ですが、それ以上にやらなければいけないことは沢山あります。

語彙力や長文読解力など、基礎的な勉強を続けていけば、自然と問題を解くスピードは上がります。

特に語彙なんかは「知っている」だけであって、その単語を見てから「意味を理解する」までに時間がかかっている人はよく見ます。それだけでも、時間が足りなくなる原因になります。

ですから、問題を時間内に解き終わりたいのであれば、時間配分を気にするより、総合的な英語力の向上を目指す方が、手っ取り速いです。

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最後に

今日は、時間配分について書いてきました。簡単にまとめると、効率的にスコアアップするためには「捨てる問題」を作るのも必要です。

ただそれだけではいけませんので、日頃からタイムを意識しながら問題を多く解いていくことで、本番でもタイムマネジメントができるようになります。

ただ正答率を維持したまま、時間配分通り問題を解き終わるためには、しっかりと基礎力を高めていくことがオススメです。

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