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金のセンテンスとは?金フレとの違いや使い方を徹底解説!

こんにちは、パエリアです。

今日は、金のセンテンスを「既に購入した人」「これから購入しようとしている人」に向けて、どんな参考書なのか、金フレの違いは何か、どんな人にオススメなのか、どんな使い方をすればいいのかを徹底解説していきます。

・金のセンテンスとは?
・金フレとの違いは?
・どんな人にオススメ?
・効果的な使い方は?

金フレは、誰もが知っている単語帳ですし、その姉妹本である金の「センテンスも良書に間違いないはず!」と何も知らないまま選ぶと、お金の無駄になるかもしれません。今日は、そのあたりを説明していくので、ぜひ参考にしてください。

金のセンテンスとは

金のセンテンスとは、TOEICユーザーに大人気の単語帳「金のフレーズ(通称:金フレ)の姉妹本となる1冊です。金フレは、2012年3月の発売されてから多くのTOEICユーザーに愛用され、累計100万部を超える人気を誇っています。ちなみに、Amazonでもベストセラーとなっていて、今なお使われている単語帳です。

そのミリオンセラーの単語帳が満を持して、金のセンテンスとしてレベルアップし、遂に発売されました。これはもうTOEICユーザーなら、絶対に買っておくべき1冊と言えるでしょう。

金のセンテンスと金のフレーズとの違い

まず最初に確認しておきたいのが、金のセンテンスと金のフレーズとの違いです。よく金のセンテンスは、金フレの増加版・強化版と言われることが多いですが、実際のところそうでもありません。そもそも、根本的に内容が違うからです。まずは、そこから説明していきます。で、具体的に金のセンテンスと金のフレーズでは何が違うのか?という話ですが、大きく違うのは、下記の3点です。

・単語数
・最新傾向の繁栄
・構成

それぞれ、詳しく解説していきます。

単語数

まず金のセンテンスと金フレの大きな違いは、収録されている単語数が異なります。金のセンテンスには、金フレに収録されている見出し語1000語にくわえて、金フレに未収録の重要単語、TEXTEXファイルに収録されている単語、日韓の公式教材から抽出した単語が収録されています。

・金フレ:1000単語
・金のセンテンス:1500単語

最新傾向の繁栄

TOEICは過去200回以上実施されていますが、テスト内容もどんどん変わっています。そして出題内容が毎回異なるように、頻出単語も変わります。そのため、金のフレーズには収録されていない単語が、金のセンテンスでは収録されていることもあります。

例えば、「proven」(確かな/形容詞)という単語が金のセンテンスに掲載されていますが、金のフレーズには収録されていません。この単語は2018年9月の公開テストで、実際に出題された単語です。

このようにテストに出題される単語は年々変わるため、それに対応するためバージョンアップが求められます。

構成

金のセンテンスと金のフレーズでは、構成が全く異なります。具体的に言うと、金のフレーズが「フレーズ」で、金のセンテンスが「センテンス(英文)」です。金フレでは「Let’s try anyway」のように短いフレーズが印象的でしたが、金のセンテンスはフレーズではなく英文なので、かなり長いです。イメージとしては「DUO3.0」に近い構成となっているような気がします。

なぜフレーズから英文になったのか

下記は、金のセンテンスの説明の一部です。

例文が長いと学習効率が落ちるので、パート5(短文穴埋め問題)の長めの設問文の語数である23語を上限とし、すべての英文をそれ以下の長さにまとめました。

言ってしまえばこの360本の英文は宝の山なのです。この英文の中には、派生語や多義語、関連語が盛りだくさんに詰め込まれています。つまり、英文の中で生きている単語に出合えるだけでなく、音声を使うことでリスニングやリーディングのスキルもつけることができるのです。もちろん、音声も無料でダウンロードできます。

https://publications.asahi.com/toeic/

ちなみに、ダウンロードできる音声は3種類です。

・英語のみ:英文のみを読み上げる
・和訳から英訳:和訳と英文を交互の読み上げる
・基礎版:和訳から英文、単語、英文の順番に読み上げる

どっちがオススメ?

金のセンテンスと金のフレーズのどちらがオススメなのかは、一概には言えません。なぜなら、あなたの実力や勉強法によって異なるからです。基本的な考えとしては、金のセンテンスは「単語を強化だけでなく、総合的に鍛えたい方」に向いていると思います。一方で金のフレーズは「単語を集中的に鍛えたい方」にオススメです。

金のセンテンスがオススメの人

・金フレを既に終えている人
・英文で覚えたい人
・リーディングスピードを鍛えたい人
・パート3・4が苦手な人
・600点以上ある人

金のフレーズをオススメする人

・単語を集中的に覚えたい人
・英語があまり得意じゃない人
・パート1・2を鍛えたい人
・600点未満の人

最初にも話した通り、金のセンテンスは良書ですが、誰にでもそうであるとは限りません。というのも金のセンテンスは、高校で習う基礎レベルの単語、英文法を身に着けている人が語彙力を増やしながら、リーディングやリスニングを強化していくための本だからです。なので、英文法など基礎英語ができていない人が、背伸びをしても使いこなせないので、まずは英文法から学ぶか、単語だけ金フレで学ぶのがオススメです。

金のセンテンスの使い方・勉強法

英文を日本語訳

まずは、金のセンテンスの英文を日本語訳にしましょう。金のセンテンスに収録されている英文は、TOEICに出題される単語やフレーズが詰め込まれているので、日本語訳にすることで語彙力は上がりますし、リーディングスピードもあがります。

大切なのは復習

金のセンテンスの勉強に限らず、復習することが大切です。なぜなら、復習をしなければ、せっかく覚えた単語も忘れてしまうからです。昨日覚えたはずの英単語が思い出せない、という経験は誰しもしたことがあるのではないでしょうか?

これはドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが提唱した「忘却曲線」を表したものです。忘却曲線によれば、人間は「時間の経過とともに忘れてしまう」と言われています。それは少しではなく、1日で70%以上です。だから、単語を忘れてしまうという現象が起きるのです。

・20分後には42%忘れる
・1時間後には56%忘れる
・1日後には74%忘れる
・1週間後には77%忘れる
・1ヵ月後には79%忘れる

この忘却を防ぐための手段が「復習」なのです。復習することによって、忘れかけていた単語を思い出し、そのたびに忘れにくくなります。”apple”という単語を忘れないのは、何度も出会っているからです。

シャドーイング

金のセンテンスを使うなら、音声を使うことをオススメします。音声を活用することで、語彙力の向上だけでなく、リスニングやリーディングの対策にもなるからです。具体的に言えば、シャドーイングです。

シャドーイングとは

シャドーイングとは、聞こえてきた音声を影のように追いかけながら、発音する勉強法です。イメージとしては、カエルの歌の輪唱が近いでしょう。

カエルの歌が~♪カエルの歌が~♪のように音声を影のように追いかけていくことで、リスニング対策に効果があります。ですが、ただシャドーイングを行っても意味がありません。日本語訳や文法を確認し、英文を理解したうえでシャドーイングを行ってください。

なぜシャドーイングが重要なのか

リスニングの勉強法として、かなり有名なシャドーイングですが、なぜ重要なのかを知っていますか?その理由と目的意識をもって勉強しているかで、効果は大きく違います。そもそも、リスニングができない理由は3つあります。

①インプット量が足りない
②音を聞くだけで精一杯
③意味を認識するのが遅い

で結論から言うと、シャドーイングをする目的は「②音を聞くだけで精一杯」の状態を改善するためです。

我々がリスニングをする時のステップとしては

①音を聞く
②データベースに問い合わせる
③意味を理解する

のようにできています。

例えば①「ァナッポゥ」と聞こえたとします。それを②データベース(知識)に問い合わせて”an apple”だと認識します。そして③”an apple”がリンゴだと理解するのです。

大きく分けるとこの3ステップに分類され、リスニングが苦手なのであれば、この3ステップのどこかがうまくいっていないのです。

例えば、そもそも単語量・文法量が不足しているのに、音を聞いたところで意味はありません。いわば、辞書にない言葉を一生懸命探しているようなものだからです。

辞書に存在するとしても、辞書で探す言葉を聞き流さないように「音に集中」している段階では、辞書を引きながら英語を聞くのは難しいですよね。イメージとしては、頭の中で聞くことと、探すことを同時にやっているようなものです。

リスニングでは、100のキャパシティーを聞く力と意味を理解する力で分けている状態です。つまり音を聞くのに精一杯という状態は、聞くのに95%くらいの力を使い、残りの5%で意味を理解しようとしているようなのです。

そのため、パート3やパート4のリスニングを聞いても、単語をところどころしか聞き取れず、少し聞き取れた単語から内容を推測する「正答率の低い」答え方をしてしまうのです。

そのためにシャドーイングを行い、音を聞くことに慣れ、聞いた音の意味を理解することに力を使えるようにするのです。これがシャドーイングをする意味です。そして、聞き取った音を理解できるようにするための勉強法が、音読です。

音読

次に紹介するのは、音読です。音読をすることで、パート5やパート7の速読力が上がるだけでなく、リスニング力の強化にもつながります。シャドーイングでは音に慣れることを目的としていましたが、音読では英文の意味を理解することが目的です。

音読の効果

音読の効果は、前から英語を理解できるようにすることです。英語と日本語では語順が違いますから、黙読していると「主語確認して、文を最後まで読んでもう一度戻る」みたいなことも起こります。ですが、音読をしていると基本戻ることができないので、英語を前から訳す癖がつくのです。

リーディングの勉強のように聞こえますが、そもそもリーディングで前から英文を訳せないようであれば、戻って聞き返すことのできないリスニングはもっと無理という話です。

音読のコツ

音読する際のコツは、いくつかあります。ですが、ここで守ってほしいのは3つだけです。

・文を完璧にする
・1文30回
・1回目と30回目のタイムを計る

まず単語や文法など、英文のわからないことを調べて、わからないことを無くしてください。そして30回音読します。この時1回目と30回目のタイムを計っておくと、自分の理解スピードが速くなっていることを実感できると思います。

ここで大切なのは、前から意味を理解することです。なので、スピードを意識するあまり意味が置いてけぼりにならないようにしてください。意味を理解できる最高のスピードというのが適切かもしれません。

結論:金のセンテンスは購入すべき?

私は、金フレもDUO3.0も好きでしたので購入しましたが、絶対に購入すべきとも言い切れません。なぜなら、やはり参考書というのは人の選ぶからです。

確かに金のセンテンスが良書であることは間違いありませんが、それは「ある程度実力があり」「正しい勉強法を実践できる」ことが前提です。

そのため参考書ばかり購入してみるものの、使わない参考書が沢山あるような状況に陥るのです。もしあなたにそんな経験があるなら、オススメしません。

あなたに必要なことはもっと他にある

確かに、金のセンテンスは良書です。ですが、それ以上にあなたが学ばなければいけないことは他にもっとあるはずです。

・単語
・英文法
・リスニング
・長文
・問題を解く
・各パートの対策

上記のように、スコアアップするためには「やるべきこと」はまだまだあります。正直、金のセンテンスで対策が完了するとは言えません。

もしあなたが、金のセンテンスが大好きで「これでなければ勉強する気が起きない」というレベルなら良いですが、そうでないなら、スタディサプリがオススメです。

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もう参考書選びに迷うこともなくなり、勉強に集中できるので、勉強効率が上がります。

私も独学で勉強しましたが、やはり「誰かに教わるのがベスト」だと感じました。参考書1冊では、対策は完璧になりませんし、何より自分のレベルでは解説が足りないと思うことも少なくありません。

その分スタディサプリでは、各パートの解き方や勉強法についてわかりやすく動画で解説してくれます。なので、本当にわかりやすいです。

あとは行動するだけ

最終的に必要なのは、行動です。

最初にも言いましたが、もし今「勉強してみよう」と行動が起こせないのであれば、きっと1ヵ月後も、3ヵ月後も、半年後も行動しません。

そして、変わらないスコアを見て「あの時勉強しておけば良かった」と後悔するのです。

どれにしよう?と参考書で迷うのも良いですが、他の受験者たちはその時間で勉強しています。

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